優太side
朝、学校にて
とか言いつつ、本当は悲しいんだろ??
神宮寺の笑みがゆっくりと消えていく
かっけぇ笑
かっけぇけど…神宮寺は本気で鳥宮さんのこと想ってるんだな
教室で話しながらも神宮寺は外をチラチラ見ていた
やっぱり気になんのかな
俺がサポートしなきゃいけないんだもんな…どうすればいいんだ?
それを空気読むと言うんじゃないっけ?
神宮寺の様子がおかしい…と思い、神宮寺の目線をたどった
すると、教室の入口に鳥宮さんが立ってこっちを見ていました
鳥宮さんなんか顔赤くなってるっていうか…
俺たちは鳥宮さんに歩み寄った
全然サポートできてないじゃん俺ぇー
鳥宮さんは神宮寺にお菓子の詰め合わせが入った小さな袋を手渡した
やばいこれ完全に俺のせいだ
いつもなら普通に会話してるのに俺のせいで気まずくしちゃってるよね(´TωT`)
どんどん鳥宮さんの顔が赤くなってく…
その時、空気読めてないやつが来ました、笑
さぁこの空気を読みたまえ
これはどのように解釈したらいいんでしょうかね
まぁとにかく俺はやらかしたと言うことで笑
てかさっきから言う怪我って何?
んん〜…なんだろ、ただ鳥宮さんと廉の絆が深まってくだけで、神宮寺は何も得してない
その時、神宮寺は拳を握っていた
やっぱり悔しいとかあんのかな
俺が余計な事言ったよね、m(_ _)m
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。