優太side
廉…上手くやってっかな〜…
本当は先に帰ってやろうとか思ってたけど、結果を知りたくて
外のベンチに荷物を置き、校舎の屋上を眺める。
その時…
誰かが通りかかった
俺は神宮寺をベンチに座らせ、俺もその隣へ座る
なんか…神宮寺の目がうるうるってなってる…
やっと神宮寺が本気で笑ってくれた。
なぁ神宮寺…何があったか知らないけど、お前はその笑顔が1番似合うよ。
神宮寺と話してる時、神宮寺の笑顔がふと消えた
神宮寺の目線には…
帰ってきました…
我が親友がっ!!
そこにはちゃんと鳥宮さんもいました笑
きっと上手くいったんだろ?
見ればわかるよ笑
ん?神宮寺と鳥宮さんが見つめあってる…ような気が?
神宮寺がその場から離れようとした時、
廉が呼び止めた。
神宮寺は足を止めた
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。