ー数日後ー
また当番が回ってきて図書室に
あなた『 あ、いた!先輩勉強教えてください! 』
将洋「 まじで持ってきたの? 」
あなた『 まじです、 』
ほんとにお願いしますと何度もペコペコ頭を下げる
将洋「 …わかったから。で?どこがわかんないの? 」
あなた『 え、ありがとうございます!🥹 』
『 ここです! 』
将洋「 え、これわかんないの?よく高校入れたな 」
あなた『 うるさいです!
ちゃんと勉強しましたから 』
将洋「 はいはい。 」
「 これはーここが__なって___こうなる 」
距離近いよ…//
しかも教え方上手すぎるとか神??
あなた『 え、めっちゃわかりやすいです 』
『 これから授業サボって
柳田先輩に教えてもらおうかな 』
将洋「 バカか。 」
と言って教科書で頭をペシっと叩く
あなた『 いたっ、もう〜何するんですか! 』
将洋「 まあ、テストがんばれー? 」
あなた『 煽らないでください! 』
ある日……
委員長「 あなたさーん! 」
あなた『 はい? 』
委員長「 ちょっと急用できちゃったから
今日代わりに図書当番やってくれない? 」
あなた『 あ、え? わたし? 』
委員長「 じゃあ、そゆことで! よろしく! 」
あなた『 あ、え、ちょっと、! 』
はぁ、今日は友達と帰る約束してたのにー
しかも急用で代わったってことは柳田先輩いないじゃん
あなた『 失礼しまーす… 』
『 え、なんでいるんですか! 』
将洋「 委員長に代わってって言われて断ったのに
無理やりやらされた。と思ったらお前もか笑 」
あなた『 今日友達と帰る約束してたのに! 』
『 委員長ひどい!! 』
将洋「 俺はこの時間好きだけどな〜 」
あなた『 なんでですか? 』
将洋「 なんでだと思うー?笑 」
あなた『 えー、わかんないです 』
将洋「 さすがバカ。 」
あなた『 もう!早く教えてください! 』
将洋「 好きだから。 」
あなた『 本が?ですか? 』
将洋「 ちがう、あなたのことが。 」
ん?……好き?わたしのことが???
あなた『 え、えぇと、どゆうこと…ですか? 』
将洋「 だーかーら! 」
「 俺はあなたのことが好き 」
あなた『 ほ、ほんとですか?! 私も好き…です// 』
将洋「 俺と付き合ってください。 」
あなた『 はい…!// 』
将洋「 これからは名前で呼んで 」
あなた『 えぇ、将洋…くん? 』
将洋「 顔真っ赤、笑笑 」
あなた『 ……//// 』
あなた『 えぇ、私将洋くんの
彼女になったんですか、、// 』
将洋「 そうだよ、笑 よろしくな 」
今度は頭を叩くんじゃなくて頭ぽんぽんされました
"残り物には福がある" は本当だったみたいです
リクエストはコメント欄にお願いします🙌🏻
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。