『 喧嘩 』
祐希「 あなた。 」
あなた『 もういいよ、、』
朝、珍しく喧嘩した、
事の発端は些細なこと。
お互い喧嘩が苦手で、
今までこんなに言い合いになることはなかった。
・
あなた( はあぁぁぁ、ほんと、どうしよう。 )
仲直りしないまま仕事に来たけど
頭の中は祐希のことばっかりで
全く集中できない 、、、
あなた『 …ただいまー。』
やっぱまだいないよね、今日練習だし。
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ー祐希ー
祐希( どうしよ……。)
あなたのことばっか考えて練習に全然集中できない
この関係が続いたらやだなー。
挙句の果てに別れよとか言われたら耐えられないわ、
祐希( ただいま、)
家に帰るとご飯は準備されていて
あなたはもうお風呂に入ってる。
祐希( まだ怒ってるかな、、)
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お風呂から出ると祐希が帰ってきてた
気まずいなぁ。
仲直りしたいけど、なかなか切り出せない。
この空気感に耐えられなくて、
先に寝室に行って
眠りについた。
〜 夢 〜
祐希【 もう別れよ。】
あなた〖 ぇ、? なんで、、〗
祐希【 あなたがこんな人だと思わなかった。 】
【 じゃあ。 】
あなた (( パチッ 『 夢…?ゆうき、? ぇ、いな、い? 』
朝の6時。外はまだ暗くてよく見えないけど
すぐに寝室を飛び出して祐希を探しにいく
あなた『 ゆうき?! 泣 』
祐希はリビングのソファで寝ていた
私に気を使って狭いソファで寝てたらしい、
祐希「 あなた?! どうしたの!?」
あなた『 ゆうきぃぃぃぃい 泣 』
不安で不安ですぐに祐希にぎゅーっと抱きつく
祐希「 あなた? どうした、? 」
あなた『 祐希が別れよって、、 』
祐希「 ……夢? 」
あなた『 ……うん 』
祐希「 大丈夫だよ。離れないから。 」
あなた『 よ゛かったぁぁぁあ… 』
あなた『 …酷いこと言ってごめんなさい、泣 』
祐希「 ううん、俺の方こそごめんな? 」
あなた『 もう喧嘩しない、、』
祐希「 だな、 」
あなた『 …もうちょっとこのままがいい、 』
祐希「 うん、 笑 」
あなた『 なんでベッドに来なかったの? 』
祐希「 だって、あなたまだ怒ってるかなぁって 」
あなた『 私も謝らなきゃって思ったよ? 』
『 仕事行ってすぐあんなこと
言わなきゃよかったって後悔した、 』
祐希「 俺も思った、笑 練習全然集中できなかったし 」
あなた『 隣に祐希がいなかったから
本当に振られたんじゃないかって、、』
祐希「 不安だったよな〜 ごめんな 」
あなた『 でも夢で良かった 』
祐希「 顔、あげて? 」
祐希「 くしゃくしゃじゃんかぁ、笑 」
祐希が涙を拭いてくれる
あなた『 祐希が別れよって言うからぁ、、』
祐希「 これからは不安にさせないから、」
あなた『 うん… ! 』
3回連続祐希くんのお話でーした!
リクエスト募集してまーす!
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編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。