目を覚ませば、天井があった。
この薬品の匂い、胡蝶屋敷か……。
頭の痛みはもうない……。
右手が握られてる感触があって、見てみれば嘴平伊之助がいた。ベッドに突っ伏して寝ている。
左には不死川が椅子に座って寝ている。
ああ、帰ってきたのか。
胡蝶の説教が始まる。
この感じ、胡蝶カナエがいる頃にもあったな。
なんて話していると、左側から怒気を感じる。
覚えていやがったか。
ああ、話したのか、2人。
まあこんな顔で迫られたら、言いたくもなるんだろうな、普通の奴は。
でもこの様子だと、詳しくは話してないな。
起き上がると嘴平伊之助が勢いよく起きる。
私は4番目か。
話すことになって、
柱全員、御館様、竈門炭治郎、黄い…我妻善逸、嘴平伊之助、不死川おと……不死川玄弥が集う。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。