第11話

第十話 「過去の俺。 2」
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2023/10/07 13:23
~らんside~


よ。あー…前回どこまで喋ったんだっけ。


…ああ、ないちゃんにさけられたとこだね。


そのときにショックを受けた俺は、もう『化け物』として生きていくことを決めた。


…唯一信頼した人に裏切られて、もう諦めたんだ。
~小学生の頃~
モブ
モブ
おいらんwww放課後体育館裏に来いよwww
らん(小学校)
あ…うん。わかった…
何だろう。体育館裏って。

しかも相手先輩じゃん…


…まぁ、どうせあれだろうな。


……放課後。
らん(小学校)
あの…何の用でしょうか…
モブ
モブ
は?喧嘩だよwww
モブ
モブ
そーそーwww何かお前年下のくせに強いらしいじゃん?それが気にくわないんだよねーwww
モブ
モブ
wwwま、俺らもけっこう強いし?手加減するけど我慢してね~?(バッ!)
らん(小学校)
……
手を振り上げてくる、先輩。

…こんなことを突然やってくる人を先輩と呼ぶべきか、わからないけど。




でも、もうこんなの慣れていたから、俺はもう何も考えていなかった。
らん(小学校)
…(ガシッ!)←相手の腕をつかむ。
モブ
モブ
!!?
らん(小学校)
…ドガッ!!
モブ
モブ
ぐあっ…!!(ガンッ)
まず一人を壁に吹っ飛ばす。…一応気を失わないように気をつけて。
モブ
モブ
なっ…!?お前っ…!
らん(小学校)
…あんたも、だよ。(ドガッ!)
モブ
モブ
ぐふっ…!あ、がっ…!!
らん(小学校)
…まだ、やるか?
モブ
モブ
っ…!…やめ、てください。お願いしま、す……
勝ち目がないことを悟ったのか、謝ってきた先輩。

壁に身体を打ち付けられて、俺が見下している状況だから逃げることもできない。





…めっちゃ不服そうだけど。

でもしょうがない。これが、力の差なのだから。


…こんな力、ほしくなかったけど。
モブ
モブ
…さすが、『化け物LAN』…(ボソッ)
らん(小学校)
っ…!(ギロ。)
…このころ、俺は『化け物LAN』っていうあだ名でみんなに呼ばれていた。


誰も、これを否定してくれなくて。

俺は、化け物じゃない。なのにそれをどうしても理解しなきゃいけないみたいで。


…苦しかった。
らん(小学校)
……大丈夫。大丈夫…(ボソッ)






…このころは、まだそう思っていたのに。




…三年後。
らん(中学校)
……ドガッ!
モブ
モブ
グハッ…!ガッ…!
らん(中学校)
…もう、こんなんやってくんなよ。(圧)
モブ
モブ
ひっ…!す、すいませんでしたああ!!!(ダッ!)
らん(中学校)
……はぁ…
取り巻き2
さすがっす!LAN先輩!
取り巻き1
あいつ、隣町で一番強いって有名な奴ですよ!?さすが…!!
らん(中学校)
…そうだね……
中学生。

俺は『LAN』という名でヤンキーとして街で知られていた。


知らぬ間に取り巻きもいて。

こんなふうに称賛され。



……それで、そこらじゅうのヤンキーに喧嘩を売られる日々だった。

そいつらを全てなぎ倒していったらみんなに怖がられる。

そんな負の連鎖が続いていった。


取り巻き2
やっぱ強いっすね!LAN先輩!!
違う。
モブ
モブ
おいLAN!俺らと喧嘩しようじゃねぇか!!
やめて。

いじめっこ
いじめっこ
…ぐっ!なんでそんな強いんだよ!『化け物』!!
違う…違う……ちがう!!!


俺は、こんなことをしたいんじゃない!

みんなと、仲良く雑談して、ゲームして、平和に暮らしたかっただけなのに。








らん
らん
……こんな俺は、いらねぇんだよ…!!





主。
主。
…えー、長らく更新してなくて、すいませんでした。
主。
主。
これからぼちぼちと更新していく予定です。
主。
主。
そしてLANくん以外出せなくてすいません…!次回から出します!
主。
主。
では、また次の物語で!

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