『いただきます』
私はそう言ってから角名くんから貰ったチューペットを食べる
ベンチに座っている私の隣には、
幸せそうにチューペットを食べている角名くんがいる
『角名くん、幸せそうだね』
角「まぁ、愛しのチューペットを食べてるからね」
『フフッ』
『なんか角名くんといると落ち着くなぁ〜』
角「奇遇だね、俺もあなたちゃんといると落ち着くなって思ってた」
キュン
ん?んん?
キュン?今、キュンってした?
おかしいな.....
ま、いっか←
角「よしっ、食べ終わった」
『私も、じゃあ帰ろっか』
あぁ、帰りたくない
『私こっちだから、バイバイ』
角「送ってく」
『え?いいよ、』
角「いいの、あと俺もこっち方向だし」
あ、そうなんだ
『じゃあ、お願いしようかな』
❁ ❁ ❁
リア充いいな.......
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!