『今日はありがとう!』
さっきはバカとか言われて、ちょっとだけムカついちゃったけど
ここまで送ってくれたことに変わりはないからちゃんと感謝の言葉を述べる
角「あっ、そうだ」
角名くんは急に何かを思い出したようにスクールバッグの中をあさりはじめた
すると、
角「はい、これ」
角名くんは何やら袋を取り出した
角「これあげる」
『え、いいの?』
角「あなたちゃんのために....買ったから」
角名くんは少し恥ずかしそうにそういった←ほぼ無表情
『見てもいい....?』
私がそう言うと、角名くんはコクリと頭を縦に振った
私は袋の中身を見た
そして、最初に出た言葉は、
『美味しそう!』
だった。
そう、角名くんがくれたのはあの有名な
アル〇ァベットチョコだった
しかも2個
角「これから毎日2個ずつあげる」
やった!私アル〇ァベットチョコ好きなんだよね
『ありがとう角名くん!』
私がまんべんの笑みでそういうと角名くんはちょっとだけ照れた笑
その後、可愛いという言葉が出てしまい、
角名くんに、
「あなたちゃんのバカ」
って言われたのはまた別のお話
まぁ、照れながらのバカだったから怖くなかったんだけどね←
❁ ❁︎ ❁
キャー!!
勉強したくないわ♡←
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!