あなたside
…。
いつまで沈黙続くんだろう… ←
玄樹「で 。」
うわっ!びっくりした … 。
『は 、はい ?!』
玄樹「…さっきの話なんだけど」
『は 、はあ… ?』
玄樹「俺 、ゆりとより戻さないから」
…ええええええ ?!
仲直りしたのに ?!なんで ?!
『ど 、どうして ?』
玄樹「…はあああ 。
言っとくけど !分かってないの
あなただけだからね ?」
『…』
なにをだ ?!←
玄樹「ゆりにも紫耀にも気づかれてたみたい 笑」
『… ??』
玄樹「まだ分かんないの ?!」
『…うん 、笑』
玄樹「はあー… 。
じゃあ 、もう分からせてあげるよ」
私が 、え?と言う暇もなく玄樹くんの顔が
近づいてきて… 。
数秒 、目を閉じて開けたら目の前には
りんごみたいな玄樹くんの顔が
ドアップで映っていた 。
玄樹「これで分かったでしょ //」
『ッ…//』
玄樹「んで ?返事は?
まあYESしか受け付けないけど」←
『…S』
玄樹「もーいっかい♡」
『…ES』
玄樹「わんもあ♡」
『Y・E・s…!』
YESを最後まで言いたかったけれど 、
言う前に目の前が真っ暗になった 。
まあすぐさま抱きつかれているんだな
って思ったけどさ ←
玄樹くんの匂い 、ちょうどいいがたい 。
全部好き 。
玄樹「あなた…好きだよ」
『…私も』
私たちは 、また唇を重ねた 。
END
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!