前の話
一覧へ
次の話

第6話

笛の音と再会
8,100
2020/12/26 10:45
(なまえ)
あなた
で、ゲン
(なまえ)
あなた
どうせ千空のいる場所は目安がついてるんでしょ?
あさぎりゲン
いやいや、この流れで教えたくなる人いないでしょ…
(なまえ)
あなた
この出張の目的は千空を見つける事。ゲンに拒否権はない
あさぎりゲン
まぁ、いいか。俺も可愛い女の子にお願いされたら断れないしねぇ〜
本当にいちいち癪に障る発言をするやつだ。
あさぎりゲン
こっちだよ。
…正直、ゲンは石化を解きたくなかった。
思考を読まれてしまいそうだから。
だけど、一番仲間にしたい人材でもある。
メンタリストであるゲンは、容易く人の思考を読み取る。
だからこそ、人探しもはかどると考えたのだ。
人探し以外でも、ゲンの心理操作は仲間に欲しい能力だった。
あさぎりゲン
俺の予想では大体ここらへんかな〜?
…まぁ、思惑がバレた今となっては、仲間にする以外の選択肢はないが。
(なまえ)
あなた
ここからは手分けして村を探そう
あさぎりゲン
はーい♪
─────数分後────
ゲンが指定した場所のすぐ近くに村があった。
───パラリ〜ララ♪♪
(なまえ)
あなた
…?笛の音?
あさぎりゲン
俺が先に行ってみるね〜
ゲンが村へと足を踏み込んでいく。
私も行きたいところだが、これはゲンの方が適任だろう。
村の方の音を耳をすまして聞いてみる。
…が。
???
…もう1人いるな?出てくるといい!
女の子の声だ。バレてしまったのなら仕方がない。大人しく姿を見せるとしよう。
物陰から姿を現していく。
ゲンは3人に刃を向けられている。
笛を持ち、スイカを被った少女もいる。笛の音はこの子からか。
あとは…
(なまえ)
あなた
あ…
石神千空
…あなたか…?
きっと、体が先に動いてしまったとはこんな事を言うのだろう。
早く。早く。千空の元へ。
???
千空!!
女の子が捕まえようとしてくる。
が、私には追いつけなかった。
???
(…!?速い…)
石神千空
あー、大丈夫だ。コハク。こいつは俺の幼馴染だ
千空に触れる。温かい。温度がある。
(なまえ)
あなた
生きてる…っ!
(なまえ)
あなた
司は。千空を殺したって言ってた。大樹も杠もこっちに来た。
(なまえ)
あなた
もう…見つからないかと思った…っ!
石神千空
ククク…こちとらゴキブリ並みの生命力でピンピン生きてるわ‪
(なまえ)
あなた
うん…っ、うん…!よかった…本当に…
安心で涙が溢れ出す。
ずっとずっと、泣きたかった。

プリ小説オーディオドラマ