ガラガラ
涼介「あ、あなたちゃんおはよ~」
あなた「お、おはよ~!!」
あれからというもの
萌々奈と急いで学校に行ったが遅刻。
校門で教頭に雷落とされました←
そしてあれから大貴は…
あなた「__大貴おはよ」
大貴「…」
完璧に無視。
呆れるほど騒いでいた私の心は
聞いたこともないほど静かになっていた。
あなた「はぁ…」
ため息をつきながら席に座る。
涼介「…あなたちゃん?」
あなた「ん…?」
涼介「ちょっと無理してる?」
なんで気づくの…?
なんでそんなに優しいの…?
そんなに優しくされたら勘違いしちゃうじゃん。
あなた「あー…ちょっとね笑」
涼介「ばか。」
あなた「え…?」
涼介「ほら行くよ!!気分転換だ~!!」
あなた「え、ちょ…!!」
そう言って涼介くんは私の手を引き走り出す。
その手には涼介くんの温もりが伝わる。
改めて好きだなって感じた。
___そんな瞬間だったのに
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!