第10話

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3,122
2020/02/05 11:00
ジョングク
ジョングク
お嬢様っ、
(なまえ)
あなた
へ?




後ろを振り返ると





少し息の荒いグクさんがいた








(なまえ)
あなた
あ、えと...
ジョングク
ジョングク
どこに行ってたんですか
(なまえ)
あなた
す、すみませっ
ジョングク
ジョングク
謝らなくていいです。外にいたら風邪をひきます。早く中へ
(なまえ)
あなた
は、はい...











グクさんの後を続いて








中に入る


















(なまえ)
あなた
(背中...大きいな)









何故か私は







グクさんの背中に手を伸ばしていた













ジョングク
ジョングク
お嬢様...?
(なまえ)
あなた
あっ、ごめんなさい...
ジョングク
ジョングク
...いえ。僕は大丈夫です
(なまえ)
あなた
(うっ、気まずっ)







そのまま少し







沈黙が続いた











ジョングク
ジョングク
行きましょう
(なまえ)
あなた
えと、何処へ?
ジョングク
ジョングク
そんなのご夕食に決まってます
(なまえ)
あなた
(もうそんな時間...)
ジョングク
ジョングク
行きますよ
(なまえ)
あなた
あっ、待ってください!!









今後








一人でこの家をうろつくのは辞めよう






















次はもう絶対に迷子になる...


























ジョングク
ジョングク
お嬢様、こちらです
(なまえ)
あなた
どうも...








部屋の中に入ると






ながーいテーブルが1つ。












そして何故か椅子もひとつだった
















(なまえ)
あなた
あれ、なんで1つなんですか?
ジョングク
ジョングク
はい?何を仰っているんです?
(なまえ)
あなた
(ええ、)
ジョングク
ジョングク
早く席に着いてください
(なまえ)
あなた
あ、はい
ジョングク
ジョングク
料理を。








グクさんがそう言うと









私の目の前にたくさんの料理が並んだ。













(なまえ)
あなた
(こ、これを全部1人で...?)
ジョングク
ジョングク
どうぞお召し上がりください










メイドさん達や、





グクさんにじっと見られる











(なまえ)
あなた
(た、食べずら...)










視線を感じる中






私は料理を口に運んだ










(なまえ)
あなた
んっ!おいひい!
ジョングク
ジョングク
そうですか、よかったです








私がそう言うと




みんなほっとしていた












(なまえ)
あなた
グクさんも1口どうぞ!












私はグクさんに







自分のフォークを差し出した










ジョングク
ジョングク
ちょ、お嬢様?!
(なまえ)
あなた
早く!落ちちゃいます!!
ジョングク
ジョングク
え、だ、ダメです!!
(なまえ)
あなた
なんで?!






めっちゃ拒否られた...











(なまえ)
あなた
めっちゃ嫌われてる...
  





ちょっと悲しくなりました











👑👸💍

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