第61話

#54
455
2020/11/10 02:05
ジュン
ジュン
そうだ。
サナ
サナ
ん?

























学校の帰り道急に思い出したかのように話しかけられた。













ジュン
ジュン
返事。
サナ
サナ
あ。





























思い出した。





































サナ
サナ
…。私。
















































答えは決まってる。決まってるはずなのに上手く言葉が出ない。




















































ジュン
ジュン
いいよ。思ってることそのまま声に出して。

















私を見るその目は温かかった。






















































サナ
サナ
…。ごめんなさい
ジュン
ジュン
…。うん。ありがと。







































ジュナのことは好き。だけどそれは友情として。



































昔から一緒にいて家族と言った方が私とジュナはお似合いだと思う。


















































ジュン
ジュン
サナはグクが好きなんでしょ…?
サナ
サナ
!?…え、えっと…
ジュン
ジュン
知ってるよ。それくらい…。ずっとそばに居たんだもん。
サナ
サナ
…うん…。
ジュン
ジュン
頑張れ。応援してる。

















どうして応援するんだろう…。


























ジュン
ジュン
俺の気持ちは伝え終わったし。めげても仕方ないでしょ?
サナ
サナ
…。ありがとう…





























そのあとはいつも通り家まで送ってもらって別れた。
ジュン
ジュン
じゃーねー。
サナ
サナ
うん。いつもありがと
ジュン
ジュン
はいはーい。


















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