第3話

みんなが目を光らせる

256

2020/01/30 11:17

休み時間

モブ–mobu–

なぁ、禁止だけど〜

モブ–mobu–

漫画持ってきたんだよね〜

漫画⁈証拠写真撮って、










せんせーに言ってやろ

モブ–mobu–

え〜見せろよぉ〜

モブ–mobu–

いいぜ〜、誰も見てないよな？

モブ–mobu–

ｷｮﾛｷｮﾛ(¬_¬)

モブ–mobu–

いないだろ

モブ–mobu–

あぁ、ほれ

モブ–mobu–

おぉ！サンキュー




















授業開始時間

結月ゆかり–yuzukiyukari–

せんせー！

先生–sensei–

結月どうした？

結月ゆかり–yuzukiyukari–

そこの男子たちが漫画読んでました〜

先生–sensei–

なんだと？

モブ–mobu–

証拠あんのかよ！

結月ゆかり–yuzukiyukari–

えぇ、ありますけど？

写真を見せる

モブ–mobu–

チッ

結月ゆかり–yuzukiyukari–

あと、そこの子そいつの鞄開けてみて

漫画を出す

先生–sensei–

お前ら後でちょっとこい

モブ–mobu–

はい、チッ

私はその 言葉を（舌打ち）を聞き逃さなかった











後日3人は退学になり1週間経った














続く

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なぁな

編集部コメント

主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした！<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。