第11話

♯10 響side
93
2019/08/25 06:16
パコン
響
………今日はあんまり上手くいかないな…
響の先輩
響〜大丈夫か?いつもならすっごい打てるのに、調子悪いの?
響
あ、大丈夫です!!
響の先輩
でもな…ちょっと休んどけ!
響
でも…
響の先輩
いいから!!
響
……はい
トコトコ(((((*´・ω・)
響
(…………やっぱり朝のやつなのかな………華香に申し訳ないや…)
僕は今朝のことはわざとやった。
過去にあんなことしたけど華香のことが好きだから…
響
今更言っても許してくれないか…
小学校のときにやってしまった理由にはわけがある。
華香と小学校3年の時に付き合ったのは本当に好きだから。
小学校5年生の時にクラスメイトに付き合ってなく、好きじゃないと言ったのは華香のため。
華香は、生まれつき精神的ダメージが人よりも酷く傷つきやすい体格だった。
そのため自分に関する噂とかを聞くと過呼吸になることも多々あった。
じゃあ何故華香をいじめることになったかと言うと、





















脅されたからだ
あるクラスメイトの女子に、「桜山さんのとこをいじめてほいしの」と言われた。
もちろん最初は反対した。
大好きな華香を自分から傷つけたくなかったから。
でも彼女たちは
「これ何だかわかる?」
ととある写真を見せつけられた。
それは僕と華香が恋人繋ぎをしながら仲良く帰っている写真だった。
「言う事を聞かなかったから噂好きの男子に見せつけるわよ!」
と脅されたのだ
僕はしぶしぶ受け入れることにした。
















これ以上華香を傷つけたくなかったから。
















翌年にはもう華香とは縁がふっ切れた。




でも中学生になった時また華香と同じクラスになった。
嬉しかった。
また華香と一緒に入れると思うと胸がドキドキした。
華香とは何故か付き合う前の時みたいき仲良くなった。
そして華香と一緒にシェアハウスで暮らすとなった時は本当にビックリした。
































いつかこの気持ちを華香に伝えれたらいいな。



















♯12に続く…

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