(腕の力だけじゃ駄目だ…!
全身の力を使って斬るんだ!)
があぁぁぁ!!
(あれは……痣…?!)
(畜生こんなガキに…!まずい!!斬られるぞ!!)
(いや、大丈夫だ!俺の首が斬られても、妹の首が繋がってりゃ!)
✄--------------- キ リ ト リ ---------------✄
(まずはこっちを始末する!!)
まずはお前だ!!
クッ……!
う…あぁぁぁ!!
なんだ……?!その顔の痣は?!
させない!!
帯がバラバラになる
そんなっ……!
帯が…!!
ハァッ!
クッ……まずはあんただ!!
あんたがあたしの首を斬るより早くあたしがあんたを細切れにしてやる!!
邪魔させない!!
離れろ!!
カハッ……
ウッ……駄目…!
ハッ!
!!
シュパッ!
(なんでよこいつ……!お兄ちゃんが心臓を刺したのに…!!)
伊之助くん?!!
俺の体の柔らかさを見くびんじゃねぇ!!
内臓の位置ずらすなんてお茶の子さいさいだぜ!!!
険しい山で育った俺には毒も効かねぇ!!
炭治郎、善逸、伊之助の3人が首を、
柱のふたりは後方支援に当たっています
(帯の動きが鈍った!!)
その時、妓夫太郎と堕姫の首が同時に斬れた
!!!
!!!
妓夫太郎と堕姫の首は向かい合わせに落ちた
炭治郎目線────
ハァ……ハァ……
(ど…毒を………何とかっ…呼吸で………)
(少しでも……毒が回るのを………遅らせ………)
ーーーー!!!!
ーーーー!!!
(なんだ……?宇随さんとあなたさんが何か言ってる…………
首…斬れてなかったんですか……?)
逃げろ!!!
皆逃げてーーーっ!!!!
妓夫太郎の血鬼術、円山旋回・飛び血鎌が発動
(せめてっ………他の人だけでも!!)
雪の呼吸、捌の型、牡丹雪の開花!!!
そこからの記憶はない────
炭治郎目線────
うーーー
禰豆子………
目が覚めると、禰豆子が俺に膝枕をした状態だった
!!!
周りは、瓦礫で散乱していた
(なんで動けるんだ……?なんで俺は生きてる?毒を喰らって……血鎌が……)
『雪の呼吸、捌の型、牡丹雪の開花!!!』
そうだっ!!あなたさんが俺たちを守ってくれたんだ…!!!
たんじろぉぉぉぉぉぉ!!!!
。゚゚(´□`。)°゚。
善逸!!
起きたら体中痛いよぉ!!
俺の両足これ俺てんの何なの?!
誰にやられたのこれ痛いよぉぉぉ!!
怖くてみれなぃぃぃ!!
。゚゚(´□`。)°゚。
無事か!よかった!
無事じゃねぇよぉぉぉぉ!!
あれは……伊之助?!
…………
伊之助!!伊之助!!しっかりしろ!
(どうする?!どうする?!しのぶさんにカラスを……!いや、遅すぎる!!
今何とかしなければ、伊之助は死ぬ!!)
(なんで俺だけ助かったんだ……
なんで俺だけ……!!)
うー
禰豆子が伊之助に触れる
ボワァッ
燃えた?!
(毒でただれた皮膚が……治っていく…!!)
伊之助!!
腹減った!何か食わせろ!!
良かった!!
うー!!
禰豆子が炭治郎の服を引っ張って指を指す
禰豆子?どうしt………
あなたさん!!!
あなたさん!!
分かりますか?!あなたさん!!
………
呼吸が浅い………
毒を喰らいすぎてあなたさんでも分解が間に合わないんだ……!!
それに出血が多い…!!!
禰豆子!!何とかできるか?!
コクン
ボワァッ
うーうー
ゆさゆさ
ん………
あなたさん!!大丈夫ですか?!
炭治郎…………くん……?
よかったぁ……!
ウッ……!
あ!まだ動かないで下さい!
毒は大丈夫ですが、傷はまだ回復してないので!
うー(✿︎´ ꒳ ` )♡︎
宇随目線────
最後に言い残すことがある………
俺は今までの人生……
天元様死なせたらあたしもう神様に手をあわせません!!!
絶対に許さないですからぁ!!!
。゚゚(´□`。)°゚。
ちょっと黙んなさいよ!!
天元様が喋ってるでしょうが!!
どっちも静かにしてよ……!
口に石詰めてやるこの馬鹿女!!
うわぁぁぁ
まきをさんがいじめるぅぅぅぅ!!
(嘘だろ?何も言い残せずに死ぬのか俺…)
バカ!黙れ!!
オ"ェッ……
ほんとに石入れたぁぁ!!
(毒で舌も回らなくなってきたんだが…
どうしてくれんだ言い残せる余裕あったのにマジかよ……)
ギャァァァ
やめて!
ギャーー
やめなさい!
(๑❛ㅿ❛๑)۶よっ
?
?
?
?
ボワァッ
(OдO`)
Σ(゚д゚lll)
(゜□゜)
ギャァァァ
何するんですか誰ですかあなた!!
いくらなんでも早いです火葬が!!
まだ死んでないのにもう焼くなんて!!
お尻を叩きますお姉さんは怒りました!!
こりゃ一体どういうことだ……?
毒が消えた……
((( ;゚Д゚))エッ!?
((((;゚Д゚)))))))ウソ……
(´⚲_⚲`)
。゚(/□\*)゚。わ~ん
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