第5話

教員寮
381
2021/04/27 12:46
学園長室を出た私は、先程学園長からの案内役だ、という小さいカラスを見た。
私の少し前を飛んでいて、置いていかれないように、私は後をついて行った。
しばらく歩いていたら、教員寮の入口であろうドアに着いたのか、カラスがカァーと、ひと鳴き。


すると目の前にあるドアが開き、中からおじ様が居た。
トレイン先生
君が、先程学園長から通達があったイブキか?
私はモーゼス・トレイン。魔法史を担当している。
他にも、この教員寮に住んでいる方々も何名がいるが、まだ学園にいるようだ。
伊吹
よろしくお願いします。ペコリ((・ω・)_ _))
トレイン先生
ああ、宜しく。話は明日明後日にでもするとして、今日はもう眠りなさい。
部屋までは、そこのカラスが、案内するだろう。
伊吹
分かりました。ありがとうございます。
では、おやすみなさい、トレイン先生。
カラスが案内してくれて、部屋まてまたどり着いたはいいものの、眠気には勝てずに、荷物をベッドの近くに置いて、直ぐに眠ってしまった。
起きた時に時間を確認したところ、私は12時間も寝ていたそうだ。トレイン先生が言っていたが、なかなか起きてこない私を心配して、教員の何名かが私の部屋を訪れたそうだ。……全く気づかなかった。
それと、起きた時に見覚えのないアクセサリーケースが置いてあって、中を見ると、つけていたイヤリングとブレスレット、それに、カラスが変化したお守りなんだろうか、チョーカーがあった。チョーカーはとても気に入った。
細かい話は、もう少し落ち着いてからだそうだ。今学園はホリデー?とかであまり生徒は居ないらしい。ホリデーが終わるまであと3週間ほどあるらしい。その間にこの世界の情報と知識あとはこちらの魔法力?を確かめたいらしい。近々、テストをするということだった。あまりにをわなくていいと、トレイン先生に言われた。

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