……私、なにして、
恭「…ちょ、」
「………し、ちゃった、」
恭平と2回目のキス。
2人してたじろいで、うかされていた熱が冷めていくような。
恭「…なぁまじで、、、今日どうした」
「わか、んな、、」
わかんない。
ただ、大切な同期だったのに。
メンバーにどうしてこんな感情を抱いてしまったかなんて、私だってわかるわけない。
恭「…泣くなって」
「怒っとる……?」
恭「…怒ってない。怒ってないから……ちょぉ、もう泣きやめって。俺誰かの涙とか弱いねん。」
「…〜っっ、、ほんと、やだ…っ……」
おろおろと私の背中を撫でてくれる恭平への邪な気持ち。
______私は一体、何をしているんだろう。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。