第22話

story21.
2,327
2020/12/13 04:17

























「熱、下がんないなー」






















久々に風邪を引いてしまった私。




奇跡的にオフと重なったからいいけど明日からはお仕事があって完治させなきゃいけない。




ピコンとなったスマホは通知はなにわ男子グループ。




























しゅんすけ
しゅんすけ
風邪大丈夫?
you
you
びみょう、ねつさがんなくて
しゅんすけ
しゅんすけ
全部ひらがなやし、笑
しゅんすけ
しゅんすけ
仕事やなかったらお見舞い
行ってたんやけど、
しゅんすけ
しゅんすけ
ごめんな
you
you
ううん!うつしたらだめやけ
西畑大吾
西畑大吾
俺も今日仕事やからなぁ😭
you
you
らじおふぁいと
大橋和也
大橋和也
ちゃんと休みぃー
藤原丈一郎
藤原丈一郎
LINEなんか返さんでええんやから
you
you
ありがとじょーはしすき〜!
謙杜
謙杜
夜行けたらいくから!
you
you
ええいいよ
you
you
でもほんとありがとみんな
流星
流星
ちゃんと休みなね




















恭平の分は既読は付かないけど、それでもみんなの温かさが嬉しくて寝飽きたのもあってなかなか寝つけない。




















早く治さなきゃなのに。




風邪なんて一人暮らしを初めてから初めてで。



















どうしてこんな心細いの、、、




私っていつから1人がダメになったんやろ。






















きっとみんなが暖かすぎて、私は寂しがり屋になった気がする。




、、、、みんなが居なきゃダメだ、、






















熱にうなされたみたいにそんなことぼーっと考えていると、遠くの方で鳴ったインターホン。




















正直熱の時に宅配便なんて出たくないけど……
























気だるい体を起こしてドアを開けると、そこには
































































恭平がいた。

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