恭平side
駿「……恭平とあなたってさ、」
恭「ん?」
駿「いつからこんなんやった?」
恭平 「ん……、?」
スマホからちらっと視線を逸らして切り出してくるみっちー。
あなたと大橋くんと丈くんはペア撮影中で、他4人は何故か知らないけどいない。
恭「なに、急に」
駿「いや、俺的にはさ2人が不仲のイメージはなくともなにわ男子ができる前は少なくともなかったから」
恭「あ〜、、まぁ、な」
まあ、確かに普通に仲はよかった。
同期やし、レッスンから一緒に帰ったりとかよくしてたし。
お互いの親も仲良かったり。まあそれは今もみたいやけど。
駿「なんでこんなに拗れてん?」
" あなたに聞いても覚えてないって言うし "
…覚えてない、か
まああの時のあなた相当ショック受けてそうやったし。
どうにか気にしないように、なんなら忘れたいとすら思っていたのかもしれない。
恭「……まあ今やから、みっちーやから言えるけどさ」
駿「うん?」
恭「………おれあなたのことそういう目でみてて」
駿「……はっ、?!」
恭「すき、やったんよ」
駿「…え、え、じゃあなんでこうなってんの」
…みっちーの動揺具合半端ない。
さっきまでずっと握ってたスマホ離してじっと見てくるから、言いにくい。
恭「…っちょ、、そんな見んといて」
駿「いや、いいから質問に答えてください」
恭「はぁ……、もー、、」
ため息をついてもみっちーからの圧がすごすぎて、もう諦めの域に入った。
☁*°
1回きらせてください、、🙏🏻
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。