第15話

2 過去-テヒョンsaid
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2018/05/04 01:40
△△は美人で賢くて運動もできて誰にでも優しい。

まさに才色兼備!


△△は高嶺の花でどんなに好きでも告白なんて出来るわけない、俺なんかが告白して言いわけが無いと思っていた。

それをジミンに相談すると親身になって話を聞いてくれて、俺は△△に思いを伝えることにした。


告白したらOKで、△△がいつも隣にいて幸せだった。

俺は初めて△△と行為をした。

俺は△△を愛していて、△△も俺を愛している。そう思っていた。

だがそれは俺の思い違いだった。


付き合い始めて1年。
俺は△△とデートの約束をした。
その日は髪を整えて、兄に頼んで少し良いレストランを予約して、プレゼントとネックレスを持って準備は万端。

最高の1日になるはずだった。


でも、待ち合わせの時間になっても△△は来なかった。

事故にでもあったんじゃないかと思って△△を探した。


テヒョン
テヒョン
💭いた!
△△はショッピングセンターにいた。

そして△△の隣に男が立っていた。

テヒョン
テヒョン
💭まさか浮気?そんなわけないよな?
俺が△△に声をかけようとした丁度その時、△△と男がキスをした。

△△は嬉しそうに顔をあかくしていた。

意味が分からない。なんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんで?

テテだけだよって言ってたのに
テテ大好きだよって言ってたのに
テテから絶対はなれないよって言ってたのに、

何がだめだった?
愛してたのに。

俺の気持ちは悲しみから怒りに変わった。




でもその怒り悲しみを隠すために作った気持ちだった。




俺は逃げるようにショッピングセンターから出た。

外は雨だった。

傘を持ってなかったからびしょ濡れで、せっかくセットした髪も乱れていた。

しかも走ってたらコケて泥だらけ、



お気に入りの服だったのにもったいない。













(なまえ)
あなた
大丈夫ですか?😨
すごく濡れてる、風邪ひきますよ!
((あなたは旅行でA町に来てます))

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