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第36話

思い
無神ルキ
無神ルキ
...っ、では、いくぞ...家畜、いやあなた...。...っ...!
あなた

...うん、ルキ君...っ...!ああ...ぅ...。

儀式はついに最終段階へと移り、ルキとあなたは向かい合い、ルキは覚悟を決めてあなたの両肩に自分の手を置き、先程あなたの血を吸ったことで自身にも入れられたカールハインツの魔力を、自身の魔力にのせてあなたの肩から当てて注いだ。
あなたは先程、カールハインツに魔力を当てられた時と同様、激しい痛みに襲われた。
あなた

...っ...(また、この感覚...肌が、焼けるように熱い...カールハインツさんの魔力と一緒にルキ君の魔力も一緒に入れられてるってことなの...?怖い...でも、私はルキ君を信じてる...!)

あなたは痛みに耐えながら、ルキを信じて両目を閉じた。少しずつ、ルキや無神の皆と出会った頃のことを思い出していく。
あなた

(...最初、急に逆巻の屋敷からさらわれて、皆の...ルキ君達のこと怖いとしか思ってなかった、でも段々皆の、ルキ君の過去や優しさ、逆巻兄弟にはない絆を知っていくたび...皆は...私にとってかけがえのない存在に変わっていった...その中でも、私はルキ君のそばにいたいと思うようになった...。)

無神ルキ
無神ルキ
...っ...(あなた...俺は、最初お前をただの家畜、あの方の計画のために必要な存在としか思ってなかった...だが、最初は偽善だと思っていたお前の本当の優しさを知るたび、俺は...段々お前を、ただの家畜とは思えないように...気づけばコウ達と同じ、大切な存在になっていた...もう、諦めることなど出来ない...あなた、俺にはお前が必要なんだ...。)
あなた

...っ、ルキ...君...。(少し涙を流し、目を開けてルキを見つめて顔に手をやる)

無神ルキ
無神ルキ
...っ、あなた...。(同じようにあなたを見つめて、徐々に魔力を弱めていく)
カールハインツ
カールハインツ
...よし、そろそろだな...。
無神コウ
無神コウ
...え...?カールハインツ様、それじゃあ...!
その光景をただただ眺めていたカールハインツが静かにそう呟くと、ルキとあなたの周りが光だし...
無神ルキ
無神ルキ
...っ、これは...!?
あなた

...っ、眩し...

カールハインツ
カールハインツ
...ルキ、もう完全に魔力を入れるのをやめて良いよ...二人とも、胸元に痛み...若しくは、熱さを感じないかい?
あなた

え...?カールハインツさん...っ、ああ...そういえば...?(何だか急に...胸元が焼けるように熱い...!?)

無神ルキ
無神ルキ
あなた...っ、ああ...これは...?
カールハインツの言った通りにルキはゆっくりとあなたに魔力を注ぐのをやめると、ルキも同じような感覚を覚え、思わず二人は光に包まれた空間の中で胸元を押さえ込んだ。
そして、段々周囲の光が収まっていき...。
カールハインツ
カールハインツ
...おめでとう、ルキ...あなたさん...。儀式は...成功、したようだね...。
あなた

え...カールハインツさん、それって...!あ...!

無神ルキ
無神ルキ
...っ...!これは...。
...そう、胸元の熱さが収まった二人には...。

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無神結衣
無神結衣
乙女ゲー、声優が大好きです(^-^)よろしくお願いします♪リクエストあったらお受けします!新人看護師として仕事頑張ります...あまり多くは出来ないと思いますが小説作りします!w
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