話を聞いてあげただけじゃ解決できない何かを抱えているのかも…
ふわっ………むぎゅっ…///
気がついたら、髙橋さんを抱きしめていた…
苦しんでいる答えは違うのかもしれないけど…
私と年齢同じくらいなら、色々自由にしたいこともあると思う。
それを抑えてKing & Princeとして、一人の作者として、たくさんの重圧に耐えていると思ったら…
愛おしいような切ないようなキモチになっていた…
抱きしめていた腕を離そうとしたら、今度は私が髙橋さんに抱きしめられた…
髙橋さん…たぶん…泣いていた?…
私に出来ることは、髙橋さんの背中を撫でてあげることしかなかった…
…少しの時間が経った…
私を抱きしめていた腕を離してくれた。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。