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第2話

No.1 伝説の生徒会…!?
80
2019/07/29 09:23
うさくみんside


am8:00

うさくみん
んぅ……

カーテンの隙間から差し込む眩しい光に険しく目を開ける

うさくみん
…いま、何時だ……?


手をバタバタさせてスマホを探す,やっと掴んだスマホを開くと,

大量の″あいつら″からのLINE……そして……


うさくみん
!?!?
え、あ、え!!?


――9月1日,朝8時

七星学園生徒会長,うさくみん



2学期初日から遅刻寸前のお知らせ




┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

うさくみん
はあっ、はぁっ、、


息を切らして全速力で走る、



時間に気づいた瞬間,スマホを学校用のリュックの上に放り投げて、ダッシュで洗面所


顔を洗って歯磨いて,制服に着替えたら荷物のチェック。

で、リビングに走って冷蔵庫からにんじんジュースを取って一気飲み。


寝癖でぴょんぴょんの髪の毛をくしでグイグイ整えて,リュックを掴んで靴を履いて家を出た。


マンションのエレベーターは、待ってる時間が無駄だから階段ダッシュ。


ここまでの時間,約15分……俺、神!!


うさくみん
って、そんなこと考えてる暇じゃねぇっ……!!!!!!

生徒会長が,2学期初日から遅刻とか、そんな恥ずかしいことあってたまるか……!!


俺はスピードを限界まであげて走った



…そして、始業5分前,8時25分


俺は滑り込みで、生徒会室のドアを開けた



ガラァッ

うさくみん
はぁっ、はぁっ……ぎり……せーーふ…


息を切らしながら呟くと、上から怒った声が聞こえた

きぃちご
セーフじゃない!うさみん大遅刻!

声の主は,生徒会メンバーのきぃちゃん…こと,きぃちご。

うさくみん
んぇ……きぃちゃんおはよ…
きぃちご
おはよ〜って違う!何回LINEしたと思ってんの!!

LINE…?ぁあ、そういえば,LINEの通知が大量やったような…

そんな事考えてたら,もう1つ声が聞こえた。
うまろ
俺でも起きれたのに‪w

煽ったような声…うまろか……

うさくみん
……すいませんでした
なつ
よーし、生徒会長がきたところで,今日の最終確認しよ〜!!

副会長のなっつんが元気に声を上げた、

その時

り汰
うわぁぁ遅刻したぁ!!!!!!みんなごめん!!

という声がして……



俺にぶつかった
うさくみん
うわぁっ!
しぃる
うさみん!?
きぃちご
大丈夫!!?
り汰
いてて…
うさみん?!ご、ごめん!!
うさくみん
いでで…大丈夫、大丈夫…
みるきー
2人とも大丈夫か‪w


なんて騒いでいると、チャイムがなった

うまろ
きぃちご
なつ
…結局、確認できなかったねぇ……‪w
しぃる
ほんまや……ま、まぁ、なんとかなるやろ
きぃちご
誰かさんたちが遅刻するからぁ
り汰
ごめんなさぁい
うさくみん
ごめんって…
うまろ
とりあえず、教室戻ろーぜ
しぃる
やな、じゃ,また式の時に!!
なつ
はーい、!じゃあお先にね〜

そういって,3年生のなっつんは,下へ降りる階段に歩いていった。

みるきー
私らも早く行こー、
きぃちご
うんっ!!ほらぁ、りたくんはやく〜
り汰
あ、待ってー!
じゃーね!うさみん、しぃくん,うまちゃん!
うまろ
うまちゃん……またね
うさくみん
またあとでなぁー
しぃる
…じゃあ、俺らも行くか
うさくみん
うん!


……で、それぞれ教室に戻って,始業式!!


先生
〜〜〜
うさくみん
……先生の話,長い
うまろ
わかる
きぃちご
早くおわれぇ〜〜
先生
〜〜以上です。
みるきー
…あ、

そう言うと,みるきーは立ちあがってマイクを取った。

みるきー
姿勢を正してください、礼
みるきー
…それでは、生徒会長の話です
うさくみん
お、やっとか
きぃちご
うさみんがんばれ〜!!
うさくみん
よーし,なっつん!!いくぞ!!
なつ
ん?あ、はーい

俺となっつんは立ち上がって前に出た。

みるきーからマイクを受け取って,俺は息を吸い込んだ。



うさくみん
みなさん,楽しい夏休みは過ごせましたか??!


そう聞くと、みんなからは 過ごせましたー などとのびのびとした声が返ってくる

俺は、なっつんと目を合わせて,ふっと笑いあった。

うさくみん
今学期は,体育祭、文化祭,合唱コンに冬休み!!
楽しいことがありまくりです!!

俺はそう言って、なっつんにマイクを渡した

なっつんがマイクを受け取って,スラスラと喋り始める


俺はその声を聞きながら,今学期起こる色んなことが楽しみで仕方なかった。


不安なんてひとつもない。


だってここは、俺達が作り上げる最高の学校なんだから!!



なつ
……みん、うさみん…!!!!!!
うさくみん
んぇ、
なつ
期待でいっぱいなのはいいけど、話、しめちゃって??
うさくみん
あ……


俺のちょっと焦った顔に、みんなが笑う


きぃちご
かいちょー、そんなんじゃだめだぞ〜?‪w
うさくみん
き、きぃちゃんうるさい!!
ん゛んっ


俺は1つ咳払いをして,しめの挨拶を言った
うさくみん
とにかくっ、!!
今学期も,楽しい学校生活にしましょう!!

そう言って、なっつんとお辞儀をすると,みんなから拍手が起こった。



そして、始業式が終わった帰り道……


しぃる
いやあ、あれはおもろかったな‪w
なつ
ほんとにね‪w
みるきー
期待に満ち溢れた顔してたのが,急に……へっ?って‪w‪w
うさくみん
もおぉ!!何回も言わんくてもいいじゃぁん!!


散々いじられ倒した……二学期最初からこんな感じかよぉ……とほほ…







__私立七星学園… 最近出来上がった,真新しい私立高校。


そんな学園を象徴する生徒会。


みんなを楽しませることが好きな生徒会長,天然な副会長,理事長のお孫さん,マイペースな元一匹狼。


そして、新年度から加わった,3人の1年生。


そんな7人で作られた,ハチャメチャ楽しい、伝説の生徒会。



そんな生徒会メンバーの日常を覗くお話_____✩




(続く)





┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
よし…1話終了!
先生
圧倒的gdgd感
せ、先生……!!?
すいませんでした
きぃちご
最後のとこ,きぃ達の紹介なかった……
き、きぃちゃん……ごめんね??
しぃる
1話から長いなぁ
しぃさんっ……私下手なんですすいません
あ、読者のすたりすさんに聞きたいことが…!!
うさみんって,みるちゃんのことなんて呼んでましたっけ……??
書いてる時に分からんくなってみるきーって表記してるんですけど…
先生
そんなこともちゃんと覚えられない新規なんだなぁ
先生さっきから辛辣……( ;​;  )
うさくみん
ま、まあまあ、ね?ほら、1話やし,しめよーぜ??
うさみん……!!
それじゃあ、2話もお楽しみに!!
なつ
2話からは,メンバーそれぞれの色んな小話とかになっていくよ〜
り汰
リクエストも受け付けていますっ
よろしくお願いします!!
では、閲覧ありがとうございました✨

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