あなた「おはよ!龍斗くん」
龍斗「…」
本読んでいる
優斗「どうせ挨拶返してくれないんだから行こーぜ」
瑞稀「何であなたはいっつも作間に挨拶すんの?」
あなた「えっ、気になるから」
蒼弥「誰とも喋らない奴の何処が気になるんだ?」
涼「まぁ、まぁ、良いじゃん。」
いつも1人で何にも喋らなくて何考えてるかどういう性格してるか気になるよ
だって不思議じゃん笑
キーンコーンカーンコーン
優斗「やっと昼飯だぁ!!」
瑞稀「うるさい笑笑」
あっ、龍斗くん何処行ってる
あなた「ごめん!今日は1人で食べたいからじゃーねー」
蒼弥「どしたん笑笑」
涼「まぁ、とりま食べよーぜ」
3人「おう!」
ガチャ
あなた「龍斗くんいつも屋上で食べてるの?」
龍斗「ここ、立ち入り禁止だよ?」
あなた「龍斗くん、入ってんじゃん笑」
龍斗「何で毎日話しかけてくるの?」
あなた「気になるから」
龍斗「あなた、彼氏いたよね?橋本…くんだっけ?」
あなた「うん、いるよ。けどね、君が気になる」
龍斗「君は悪い人だね笑笑」
あなた「うん、そうかもしれない笑だって欲が溜まってるんだもん」
龍斗「結構ぶっちゃけるね」
あなた「もし良かったら何だけど一緒にお弁当食べていい?」
龍斗「…いーよ」
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。