第8話

願いが叶う。(4話)
52
2020/08/03 12:45
ー麗目線ー


やばい。
薔薇の成長が止まらない。


















どうしよう。
神条 麗
神条 麗
ねぇ、君はなんでそんなに伸びるの?
薔薇に語りかける。
神条 麗
神条 麗
お願いだから、
成長しないで……………?




そんなこと、綺麗な薔薇に言ったってしょうがない。




だけど、何故か語りかけてしまった。




ー次の日ー
神条 麗
神条 麗
!!
成長が縮んでる!?
朝、僕は薔薇の所へ向かったら、




茎が、縮んでいたのだ。
神条 麗
神条 麗
も、元の長さに戻ってる……………
神条 麗
神条 麗
((((;゚;Д;゚;))))カタカタカタカタカタカタカタ
神条 麗
神条 麗
なんでだろ…………


僕は必死に考えた。
終わっていない課題もやらずに
先生に怒られるのに
そんなことどうでもいいと
僕は


















いつも考えてしまうのだ。
















小学生のころ、僕は、怖がりでうるさかった。
いつも宿題をやらずにゲームをやっていたり、友達と遊んでいた。
そのせいか、僕の母親は僕を閉じ込め、勉強をさせられたのだ。










『これはあなたのせい』
いつも、言われてた。
もう聞き飽きた
そんな日々を送っていたが、
ある日、1人の男に僕は誘拐され、その男は僕の母親を殺し、今のようにお金持ちの王子様になったのだ。
だけど、その時の僕の記憶は曖昧。
よく分からずに、お金持ちになった。
































ー美玲目線ー
花園美玲
花園美玲
痛ぁっ!!
必死に止めようとしたら、薔薇の針が刺さった。
花園美玲
花園美玲
イタイ…(´•̥ω•̥`)



私が貰った薔薇は、まだまだグングンと成長している。
花園美玲
花園美玲
もうっ!なんなの!(  #`꒳´ )
花園美玲
花園美玲
成長が止まればいいのに( ´・ω・`)
すると、私の指を刺した薔薇の茎が、ゆっくりと縮んでいるのがわかった。
花園美玲
花園美玲
!?!?
こんなに分かりやすく縮むの!?
シュルシュル…






5分くらいで貰った時の長さになった。
花園美玲
花園美玲
願いが、叶った………?
花園美玲
花園美玲
じゃあ…………
花園美玲
花園美玲
入れていく教科書をバックの中に入れろ……!



私はその薔薇に言って、急いで自分の部屋へと向かった
花園美玲
花園美玲
ハァハァ
やっぱり……………
準備されていた。
きっちりと。







これは、





















都市伝説の『あれ』かもしれない。















ー莉葉目線ー
季優 莉葉
季優 莉葉
うぁぁああああああああああああああああああああああああああああ
季優 莉葉
季優 莉葉
課題やってなぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁいいいいいい!!!!
季優 莉葉
季優 莉葉
うぁぁああああああああああああああああああああああああああああぁぁああああああああああああああああああああああああああああ
どうも!朝から死にそうな莉葉です☆((
季優 莉葉
季優 莉葉
うぁぁああああああああああああああああああああああああああああんんんんん
季優 莉葉
季優 莉葉
私の可愛い薔薇ちゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁんんんんん!!!
どうかァー(´;ω;`)どうか、課題が終わっているようにしてくださいー(´;ω;`)
メイド
莉葉様!
そんな都市伝説やっても無駄ですよ!
正論(´;ω;`)
メイド
ほら!早く課題を……………
あら?
季優 莉葉
季優 莉葉
???
メイド
課題やってあるではないですか!
もう!焦らさないでくださいね?
季優 莉葉
季優 莉葉
え?ま、ちょ
メイド
それでは失礼します
ガチャ










え?え?え?
正気か?
いや正気じゃないな((
季優 莉葉
季優 莉葉
(。。#)アリャ????
そう思って課題見てみたら


















本当にやったあった☆






















まって嬉しすぎる♪( ^ω^ و(و ♪
季優 莉葉
季優 莉葉
やったぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!!!!!!
季優 莉葉
季優 莉葉
ウア゙ア゙ア゙ア゙ア゙











叶う薔薇なんだと私は思った。

























ーマオ目線ー
マオ
マオ
はぁ………………
マオ
マオ
早く収まって欲しいな
この薔薇。
そうやって、伸び続けている薔薇の茎をつついて語りかけた。
セバスチャン
マオ様、お父様がお呼びです。
マオ
マオ
うわ…………
私のお父さん…………
私とお父さんは別居してる。
だけど、たまにこっちに来るから、とても嫌。






















ガチャ
マオのお父さん
マオのお父さん
よおー!
久しぶりだな!マオ。


















ゾクッ






久しぶりにお父さんの声を聞いたら、こんなことを思い出した。
























私は、大富豪の娘に生まれた。
とても優しいお母さんと、当時ちゃんとしてたそのお父さん。
お母さんは、毎日私の大好きなクッキーを作ってくれた。


私はそんなお母さんが大好きだった。
























だけど
私のお母さんは、死んだ。
首を切られて。

















原因は私が産まれたせいだった。



















富豪のくせに毎日お母さんがクッキーを作っているなど、ただの普通のお母さんだと。
それを決めたのは
私のお父さんだった
気に食わなかったらしい。
その時から
私は
お父さんのことが嫌いになった。
もし、私が普通の女の子だったら、お父さんもこんなことにならなかったと思い、お嬢様という立場も、好きじゃなくなった。
マオ
マオ
もうやめて!
なんでこっちに来るのよ……
マオのお父さん
マオのお父さん
なんだよいいじゃないかァ!
マオ
マオ
嫌よ!
もう出ていって!!!




バタンッ





そう言って、私はいきよいよくドアを閉めて、鍵をかけた。
ドンドン!
マオのお父さん
マオのお父さん
おい!セバスチャン!今すぐドアを開けろ!
そう言いながらドアを叩くお父さん。
だけど、セバスチャンはそうとはしなかった
セバスチャン
マオ様、大丈夫ですよ。
マオ
マオ
うん…………















私の心は、モヤモヤしたままだった。

















ーエレン目線ー
私は、送った者からの手紙を何回も読み直した。
闇夜
闇夜
そろそろ諦めたらー?エレンお嬢様?
エレン
エレン
いやぁー、なんかさぁ
エレン
エレン
送った者ってモブさんじゃないと思う
闇夜
闇夜
私もそう思うけどさ
闇夜
闇夜
そもそもその手紙にはなにも名前なんて書かれてないし、住所も書かれてないなら何もわからなく無い?
エレン
エレン
地味に傷つく( ´・ω・`)
闇夜毒舌なのよね( ´・ω・`)
闇夜
闇夜
お前さっき「闇夜って毒舌なのよね( ´・ω・`)」って思っただろ( ^ω^)
エレン
エレン
あ(  ˙-˙  )
闇夜
闇夜
後でしばく( ^ω^)
エレン
エレン
( ᵒ̴̶̷᷄꒳ᵒ̴̶̷᷅ )🥺( ᵒ̴̶̷᷄꒳ᵒ̴̶̷᷅ )🥺( ᵒ̴̶̷᷄꒳ᵒ̴̶̷᷅ )




闇夜は、実は私の心が読めるという不思議な現象が起きてるの。
今も、それを研究してるけど、何も分からない。
死ぬまで読めるんだって。
エレン
エレン
とにかく!その、送った人の謎を解きたい!!
闇夜
闇夜
( ー́∀ー̀ )ヘイヘイ
エレン
エレン
(ꐦ°᷄д°᷅)アアン?💢←くせ強
闇夜
闇夜
じゃあさ、あの「黄色い人」に聞いてみる?
エレン
エレン
ああ!あの「機械得意な人」かー
エレン
エレン
緊張するけど、また会ってみたいなー( *´꒳`*)
闇夜
闇夜
じゃあ電話しとくわ(  ˙-˙  )
闇夜
闇夜
でも、エレンが会いたいって行ったの何年ぶりなんだろーなー
闇夜
闇夜
そこまで謎を解きたいんだー( ≖ᴗ≖​)ニヤッ
エレン
エレン
うるせぇ(^ω^)










































































































✄------キリトリ------✄
こまっちゃん
こまっちゃん
はい!
こまっちゃん
こまっちゃん
無事に3000文字超えました( ;꒳; )
みんなありがとう(´;ω;`)
こまっちゃん
こまっちゃん
『黄色い人』とは、一体誰なんでしょうか。
こまっちゃん
こまっちゃん
それでは、また来週!!
マタネ*˙︶˙*)ノ"

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