いよいよ今日かぁ…
伝えられたの昨日だけど
急すぎるんだよぉぉ!!!
とりあえず心の準備はしたものの
物理的な方での準備はまだ出来ていない。
何を準備すればいいのやら…
学校……なんて初めてだから
なに用意するか分からないや…
あ、でも確か制服っていう服は皆同じだったんだっけ?
それじゃあ服は大丈夫だ!
でも、その他の持ち物が問題だなぁ…
スマホもないしな…これじゃあ何も調べれない…
って何も持ってないじゃん!!
どうするのこれ!?なんか書くものとか必要じゃないの?学校って…確かそうだったよね!?どうすんの!?
お父様に質問!?いや質問する前に理不尽パンチ喰らうかもッッ
もうどうしようっ
だからといって焦凍くぅんと会うのは流石に気まずいし、
他の家族はみんな私に無視だし、
あなた「大丈夫かな…」
あなた「やばいっ結構不安だ…」
もうこれじゃあ
学校行けないよぉ
とりあえず服だけ来て行くか…
あなた「朝食の準備しよ…」
気が乗らないなぁ…今日が初投稿日なのに…
あなた「完成…………はぁ。」
轟焦凍「おはよう」
あなた「!?」
スッ←よくある家来?の座り方。
運動会で一番下の人がやったら痛いやつ!膝に石が張りついて痛い時のポーズ!←伝われ
あなた「おはようございます。焦凍様。」
あなた「朝食はできておりますので。今日の朝食の献立は鮭の塩焼き、ワカメのお味噌汁、そして白米でございます。小鉢にはお漬物とひじきの煮物、納豆が入っております。」
あなた「今回は和風料理にしてみました。」
あなた「どうぞお召し上がりください。」
轟焦凍「お…おう。ありがとな…」
あなた「では失礼します。」
轟焦凍「ちょっと待て」
あなた「…はい?」
轟焦凍「あなたはもう食べたのか?」
あなた「い、いいえ…。」
轟焦凍「じゃあなんで食べないんだ。お腹すいてないのか?」
あなた「はい。お腹空いてないのでっ」
本当はバリバリ空いてるよ!!!!
でも貴方と食べるのはごめんだね!
私は1人で食べたいし、
2人だけとか気まずすぎる。
轟焦凍「本当か…?」
あなた「ッ…本当ですよ。」
轟焦凍「…」
てんてんてん……………
え?なんで黙ってるの!?!?
気まずいって!なんか喋ってよ!!!
…………………………てんてんてんてんてん
んーーーー!!!!もう!!!
とりあえずなんか喋らないとっこの気まずさから早く抜け出したィィぃぃぃぃ!!!!!!!!
あなた「あ、あぁっえっと、私もご一緒したら焦凍様のご飯が不味くなるのでっ」
あなた「私は遠慮しておきますね」
轟焦凍「あ?何言ってんだ。お前が来たらご飯が不味くなる仕組みなんてないだろ」
あなた「っ…仕組みとかではないですけど…(しつこいッ!)」
あなた「ほら私って目障りだし一緒にいると迷惑っていうか…そういうのがあるので」
轟焦凍「誰がそんなこと言ったんだよ!!!」
あなた「!?!?びっ!…っくりしてません。」
轟焦凍「わりぃ」
轟焦凍「とりあえず食べろよ…遅刻するぞ」
あなた「焦凍様がそういうのなら…(チッ)」
あなた「お言葉に甘えて…(しつこすぎる。あと急に大きな声出すな。心臓持たん!やめろ!)」
______________________その後沈黙の朝食タイムが始まった。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。