「また今日はなんで突き指したの」
山本「調子乗ってスパイク打とうとしたらちょっと」
「潔子がいるからか」
山本「ち、違いますよ?!俺にはあなた先輩がいるんすから!」
「お、おう それはありがとう(?)」
なんかよくわかんないことを言っている山本の指を固定しスポドリを作りに行こうとした その時
ガラッ
青葉城西「「「「お願いします!」」」」
練習着に着替えた青城が入ってきた。
「迫力...」
灰羽「そこにあなたさんも居たんすよ」
「今考えると怖い高校に居たもんだね」
青葉城西が強いことはもちろん知っていた。
でもマネージャーをしている時は自分達がどんな目で見られているのかあまり分からなかった。
でも今見てみるとすごい強豪校
国見「あなた先輩!」
と駆け寄ってくる国見ちゃん
んんんんんん可愛い!!!
グイッ
孤爪「合宿中は青城のマネージャーなんでしょ」
「うん 音駒は梟谷の子がしてくれるって」
孤爪「梟谷のマネージャーが青城のマネージャーすればよかったんじゃないの」
音駒+貴方「「「「「...え?」」」」」
夜久「嫉妬...か?」
孤爪「え、あ、いや、今の忘れて」
「...っ!可愛いなぁ?!」
こっちにも可愛い後輩がいる
どうしよう 天使がいっぱいいるよ
「ご飯食べる時は音駒戻るから」
孤爪「...今の忘れてよ」
「忘れないもんねー!みんなしっかり聞いちゃってんだからねー!」
黒尾「言ってやんな それにしても研磨ぁ お前やるなぁ」
孤爪「クロ 嫌い」
黒尾「は?!」
「じゃあ 行ってくるね」
黒尾「ちょっときて」
ぐいっと腕をクロに引かれ体育館の裏に連れてこられた。
「え、なに」
黒尾「自覚させるために言っとくけど俺はお前が好きでお前の元カレが今ここにいること自体もう嫌なんだよね」
「急すぎない...?」
黒尾「だから これくらいは許して」
そう言われて何されるのかと思いきや クロに借りたジャージを腰に巻かれた。
黒尾「邪魔なら外していいから でもつけてて欲しい」
「独占欲強めだね」
黒尾「言わないで」
顔を少し赤くしながら話すもんだから可愛く見えた。
分かったよ と言うと頭をクシャクシャされ じゃ、戻る と戻って行った。
「...はぁ〜!」
反則すぎませんか?!
いつもおちゃらけてんのに急に真剣な顔つきになってあんなセリフ言うの!
いやだめだ。今日から合宿なんだ。
切り替えなきゃ
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!