第4話

3
そんなこんなで夏休みに入り明日から合宿スタートだ。



「これだけまとめれたら大丈夫でしょ」



私は家で各校一人一人の事をまとめていた。
これをグループラ○ンに送る。



ピコンッ



「ふふっ よかった」



早速リエーフから反応があった。



正直今回は疲れたかな。
青葉城西にいた時よりも調べることが多すぎる。



誰々は○○が苦手 という情報だけじゃ音駒の人達は満足しない。
なんてったって音駒には孤爪研磨という鋭い観察眼をもっている厄介者がいる。



研磨には叶わないけど少しでも力になれればな...



プルルルル



「研磨? もしもし」



孤爪[...たすけて]



「はぁ?!」







「助けてって言うから何事かと思ったでしょ」



孤爪「ごめん」



「ボス倒せないから助けてって言いなよ!」



孤爪「めんどくさい」



「心配して全速力で来たからね」



急に助けを求められたから緊急かと思いきやこれ
明日から合宿なのにすごいな



孤爪「...その、悪かったと思ってる、すごく」



と言いながら手のスマホを離さない。
照れ隠しのつもりかそっぽ向いてあやまってくる研磨。



「いいよ もうお風呂も入ってるし寝るだけだから もう帰ってもいい?」



孤爪「...泊まっていけば」



「えっ?」



孤爪「俺床で寝るから あなたはベッドで寝て」



「え、でも明日から合宿で荷物も「明日朝取りに行けばいい」」



そりゃ歩いて5分だから近いっちゃ近いけど
え、待って近いんだから帰ればいい話でいい年頃の男女2人が同じ部屋で寝るのはさすがに...



孤爪「あなたが思ってることだいたい分かるけど そんな事しないから」



「分かってるよ!研磨がそんな事しないのは分かってる でも」



孤爪「なに?」



「研磨を床で寝さすのは気が引けるというか」



研磨の家に泊まっているのにも関わらずベッドで寝るのはおこがましすぎる。



孤爪「なら俺がベッドで寝たらいいんだ?」



「そういう、事になる、ね」



孤爪「もう眠いから寝る ほら、来て」



「き、き、き、来て?!」



クイクイと指を動かし来いと言ってくる研磨



「同じベッドはまずくないですかね?!」



孤爪「うるさい そもそも他に布団ないし」



「まさかこれ狙って...」



孤爪「スースー...」



「寝やがった くそ...」



腕をがっちり掴まれているから離れようにも離れられない。



「研磨ってこういうことする子なの?」



出会って3ヶ月しか経ってないけど研磨の性格は分かりにくい。
クロみたいにグイグイくるタイプじゃないし、それこそ部屋に女を入れることすらしないと思っていた。



まさか、女として見られてない...?
そんなまさかね、大丈夫だよね、うん()



多分気が合う姉として見られているに違いない。
それ以外に何があるんだ。



「とりあえず寝るか」



この場から離れる事は不可能に近いからもう諦めて寝ることにした。