いろいろ後ろで言い合いしてたけどなんとか体育館に着いた。
「音駒と試合でしょ 切り替えて」
岩泉「お前ほんと強いよな」
「え?なにが?」
花巻「後ろで 俺の方が好きだわ いや、俺だね とか話してんの聞こえてただろ」
あー...そりゃもう丸聞こえだったよ
花巻「それを聞いてもなお冷静にいれるのがすげぇわ」
「冷静でいないとやってけないでしょ」
松川「いいね つよい女」
及川「ちょっとまっつん?!惚れないでよ!」
松川「安心しろ 惚れてんならもうとっくの昔に惚れてる」
「大人〜 ほら徹も見習いな」
及川「んぐっ...!」
岩泉「それ以上しょげんなめんどくせぇ あなたお前ももう言うな 試合なんだから」
「はーい」
及川「はっ!怒られてやんのー!」
「くっそ及k「あいつの挑発に乗るだけ無駄だ」すんません」
岩泉「それにあのまま試合に出られたら困る 及川をノせてくれ」
「え...?」
岩泉「お前俺らをのせんの得意だろ」
そりゃ2年間一緒に戦ってきた人達だ。
それくらいわかる。
それに徹に至っては元カレという立ち位置
「任せて」
そんなの得意に決まっている。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。