第7話

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暑い。暑すぎる。
いや、分かってたよ 夏の合宿がこんなに暑い事は知っている。



「東京...つよい...」



夜久「もうバテてんのか?」



「梟谷が来るの外でずっと待ってたからちょっとね」



夜久「俺のジャージ頭に乗せてろ ちょっとは日差し防げるだろ」



そう言ってカバンからジャージを取り出して頭に乗せてくれた。



「え、使わないの?」



夜久「寝る時体冷えたらダメだから予備で持ってきただけだからな」



「じゃあ借りようかn「夜久くーん 抜け駆けですか?」」



夜久「んなわけないだろ 熱中症になるよりましだ」



黒尾「なら俺の使いな 俺のがでかいからな!」



夜久「はぁ?!お前!こら!逃げんな!」



え、あのどうしたらいいこれ
2つジャージ持たされて追いかけっこ始まったんですけど



黒尾「あなた俺の持ってけ!」



「お、おう」



そんな目かっぴらいて言われたらそらクロの持ってくよ



「夜久くん 気遣いありがとう!」



夜久「え、あ、おう」



黒尾「見んなこら!」



夜久「ならどうやって話せってんだよ!」



あーもう放っておこう それがいい



猫又「青城くるぞ」ニヤニヤ



「へ、へーい」



どこまで知ってるんだ猫又監督は...!

クロに借りたジャージを頭の上に乗せてバスが入ってくるであろう入口で待っていた。



「あっ」



?「約4ヶ月ぶりか?」



「久しぶり岩ちゃん、」



岩泉「元気にしてたかー?」



バスから出てきたのは青城の副主将の岩泉一。



松川「あなた久しぶりだな」



「久しぶり 元気してた?」



花巻「俺らは元気だけど国見が死ぬのかってくらい魂抜けてた」



「あー...笑」



元北一中の後輩は結構私に懐いてくれていた。
その中でも国見ちゃんは休憩中でも私のそばに来るくらい



金田一「ほら、お前の好きな先輩居るぞ」



噂をすればなんとやら...だね



国見「せ、先輩」

「久しぶり国見ちゃん」



そう言って手をヒラヒラさせてみると勢いよく飛びついてきた



溝口「さっきまで寝てたのに笑」



入畑「元気だったか」



「はい マネージャー見つかりました?」



入畑「お前が東京行ってから色んな子が入部希望で来てたんだが 全部アイツのせいでな」



「なるほど」

何となくわかってたけど徹目当てで入ってくる子が多くて手こずってんだな



溝口「当の本人はバスの一番後ろで爆睡だ 起こしてやれ」



「お、起こ?!」



"私は青城のマネじゃない"そう言おうとしたけど合宿中は青城のマネなんだった。



「及川徹」



及川「ん...」



「起きろ及川徹」



及川「なに...もう着いたの...」



うーん...と言いながら背伸びをすると目を開いて



及川「?!」



「今日からお世話になります 及川さん」



わざとらしく苗字で呼んでみれば



及川「こちらこそ 柳瀬あなたさん」



とこれまたくそ生意気に苗字で呼ばれた

バスから降りると国見ちゃんが何してたんですか なんかやらしいことしてたんじゃないんですか とか聞いてきたけど絶対そんなこと無いと否定しておいた。

クロにジャージ借りて正解かもどんどん気温高くなってる



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夢主ちゃんの名字は柳瀬(やなせ)さんです!