勇に担がれて冬島さんのとこに向かった
シュッ[ドアが開く音]
当真「隊長、あなたの下の名前を連れてきましたよ」
冬島「ん?おー、やっと来たか…ってお前、あなたの下の名前の運び方雑だぞ」
当真「普通ッスよ」
あなたの下の名前『雑だろうがよ』
当真「普通だっての」
あなたの下の名前『つか、今日なんか任務あったけ?』
冬島「いや、ないが?」
あなたの下の名前『ないのに何故私はここに拉致られたんですか!?』
真木「それは、あなたの下の名前さんが冬島隊のオールラウンダーだからですよ」
あなたの下の名前『理佐』
真木「全く、フラフラしないでください」
あなたの下の名前『フラフラしてないもん( ・̆⤙・̆ )』
真木「してるから言ってるんです。だいたい、荒船隊に入り浸るな」キリッ
あなたの下の名前『いいじゃん!仕事はちゃんとしてるもん〜』
真木「そういう問題じゃない」
あなたの下の名前『隊長、理佐が怖い!』
冬島「真木ちゃんにもう少し優しく…」
真木「優しくしたらまたフラフラするんでしょう」
冬島「まぁ〜、うん」
当真「しばらく、大人しくしろって事だよ」ポン
あなたの下の名前『暴れてないよ!?』
真木「暇ならこれ片付けて」
あなたの下の名前『えっ、やだ。それ今日中に終わらないやつやん』
真木「1日ぐらい自分の隊の部屋にいなさい」
あなたの下の名前『う〜…わかったよ( ˶・̆⤙・̆˶ )』
真木「(可愛らしい)」
冬島「(さすが真木ちゃん、自由奔放のあなたの下の名前を説得するのがうまい)」
当真「(真木ちゃんには誰も逆らえねえな)」
私は理佐からの仕事をもくもくと片付けた
あなたの下の名前『づがれだぁ〜_(:3 」∠)_』
当真「おー、頑張ったじゃねえか」
冬島「偉いぞ」
真木「やればできるじゃない」
あなたの下の名前『みんな私を何も出来ないみたいな言い方だな。私はやればできる子だよ』
3人「「「あーうん、そうだな〜[棒]」」」
めっちゃ棒読みじゃん
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!