にしても穂刈の元カノの話最近聞くんだよな~
あなたの下の名前『穂刈が最近モテ始めてんだけど何故?』
穂刈「知らねえよ」
荒船「気づかないうちに惚れさせたんだろw」
あなたの下の名前『罪な男だね~』
穂刈「勝手に好きになるヤツらが悪い」
あなたの下の名前『悪い男の言い方w』
荒船「んで、いつ断るんだ?長く放置すると期待を大きくするだけだぞ」
穂刈「連絡先はもう消したしな~」
あなたの下の名前『元カノって荒船と同じ学校なの?』
荒船「おう」
あなたの下の名前『なら穂刈が会いに行けばいいじゃん』
穂刈「それ逆に期待させねえか?」
あなたの下の名前『どっちみち呼び出しても期待はするだろうし、なんなら早めに決着つけちゃいなって』
荒船「じゃあ、連絡しとくわ」
そう言って一旦、荒船は部屋から出た
あなたの下の名前『相変わらず仕事早いね~』
穂刈「お前、彼女として平気なのか?」
あなたの下の名前『ん?何が?』
穂刈「俺がほかの女とましては元カノと会うの嫌じゃないのか?」
あなたの下の名前『ん~、なんともないよ?アンタが私以外を選んだならそれは仕方ないじゃない?だって人の気持ちなんて当の本人が1番分かってるんだし私がとやかく決めるのは変でしょう』
穂刈「まぁ、そうだけど(少しは妬いて欲しいんもんなんだけどな)」
私が勝手に穂刈の気持ちをコントロールするほどの権利ないし
あなたの下の名前『でも、穂刈が決めたことでも今、付き合ってる状態で私以外を選んだら少し…寂しいかな』
穂刈「…お前以外を選んだりしねえーよ(可愛いな)」ギュッ
あなたの下の名前『ふふっ…穂刈、暖かい~』
穂刈「生きてるから暖かいんだよw」
あなたの下の名前『ねぇ、穂刈』
穂刈「んー?」
あなたの下の名前『私ってそうとうアンタが好きみたいだわ』
穂刈「何を今更w」
あなたの下の名前『一緒にいすぎて気づくの遅かっただけよ』
穂刈「そりゃお互い様ってやつだな」
あなたの下の名前『確かにw』
本当、何年も一緒にいると本当の気持ちは気づかないもんね
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!