どのくらい寝てたか分からないが誰かの話し声がした
荒船「__で…____どうすんだ?」
穂刈「断るに決まってんだろ」
あぁ、穂刈と荒船の声か
あなたの下の名前『(o_ _)o…ムクリ』
荒船「ん?何だ、起きたか」
穂刈「お前すげぇ〜爆睡してたぞ」
あなたの下の名前『くっぁ〜…どんくらい寝てた?』
穂刈「3時間」
あなたの下の名前『うっそマジか?!』
荒船「もう夜の19時だぞ」
あなたの下の名前『寝すぎたわ〜…』
穂刈「寝れなくなるパターン決定だな」
あなたの下の名前『まぁ、明日は非番だし学校もないからいいんだけどね〜。それより何の話?』
荒船「何か穂刈の元カノが"会いたい"って連絡来たんだってよ」
あなたの下の名前『何故、今更?より戻したいんじゃないかね?』
穂刈「多分な。つか、なんで冷静なんだよお前」
あなたの下の名前『えっ?いや、元カノの所に戻る戻らないも穂刈が決めることだし、私がとやかく言うもんじゃないじゃん』
荒船「まぁ、確かにな」
穂刈「少しは妬けよ」
あなたの下の名前『フッ…私は簡単には妬かやいぜ( ˙֊˙ )』
穂刈「顔が腹立つな」
荒船「本当それな」
あなたの下の名前『んな事より、穂刈はどうしたいのかい?』
穂刈「あ?断るに決まってんだろ。今さら、より戻したいとか思わねぇし、今はあなたの下の名前の世話でていいっぱいだ」
荒船「あぁ、分かるわ」
あなたの下の名前『うんうん、私の世話で…おい、彼女を子供扱いか?荒船も何が"あぁ、分かるわ"だよ』
穂刈「ほら、荒船が買ってきた少し高いチョコ」
あなたの下の名前『あー…ん』
荒船「当たり前にイチャイチャかよw」
あなたの下の名前『さすが哲ちゃん』
荒船「哲ちゃん言うな」
そより、なんだこのチョコ美味!
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。