第39話

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2020/08/01 04:06




















- 7月中旬













仁菜:あ"〜……暑いなぁ……




あなた:最近一気に気温上がったよね!










- 7月中旬になってテスト期間に突入した

テスト期間はどの部活も活動休止

あたしは放課後,教室で仁菜と勉強をしていた









仁菜:あ,あなたのそのシャーペン可愛ええなぁ!




あなた:あ,これ侑くんに貰ったんだ!




仁菜:え?侑から?




あなた:うん!誕生日プレゼントで貰ったの!












- 侑くんがくれた小さな袋の中には

可愛らしいシャーペンとハンカチが入っていた









仁菜:あの侑が女子にプレゼントねぇ……










- 仁菜はニヤニヤしながらそう笑った











仁菜:侑はきっと______





あなた:??











- 『 なんでもない 』 と仁菜は笑った

何だろう____?

































あなた:ただいま〜!




母:あらおかえりあなたちゃん!




あなた:ただいまです!




母:今りんの部屋にお友達来てるみたい




あなた:へ……?お友達?










- 誰だろう____?

そう思いながらあたしは部屋に向かった




























角名:あ,あなたおかえり




あなた:りんくん!ただいま!









- あたしが部屋に向かっていると

丁度隣の部屋からりんくんが出てきた









治:あなた!おかえり




あなた:侑くん!治くん!銀島くん!




侑:邪魔しとるで〜




銀島:もう帰るけどなぁ( 笑 )













- どうやら四人で勉強会をしていたらしい

でも丁度今お開きになったみたい












侑:ほな明日10時からよろしゅう




角名:うん,わかった




あなた:明日もやるの?










- 今日は金曜日だから明日は土曜日

部活は無いから休みだった













角名:双子( 此奴ら )の赤点を回避させないとだからね




双子:う"………




あなた:此処でやるの?




角名:うん。あなたも一緒にやる?




あなた:え,いいの?




角名:いいよ。一緒に勉強" 教えよう "











- あ,もうあたしは教える側前提なんだね

でも赤点取ったら合宿行かせないって言ってたし

この二人には何としてでも赤点回避してもらわないと









あなた:わかった!あたしも教えるね!




侑:え?ほんまに?




治:あなた頭ええの?




角名:あなたは頭いいよ。多分俺より頭いいから




あなた:そ,そんな事ないよ……!











- 常にテストの平均は90点台

でも両親から褒められた事は____無い


















侑:ほな明日よろしゅうな




あなた:え……?






















- 侑くんはあたしの頭の上に手を置いて

優しく微笑んだ

また____胸がドキドキしてる









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