あなた:さっぱりした……
- 1日目の練習を終えて
あたしはお風呂に入った
花巻:あれ?稲荷崎のマネちゃんだよね?
松川:あ,ほんとだ
あなた:……?
- 青城の人とお風呂の時間が被ったらしい
そこには一先輩と_____徹先輩も居た
花巻:例の凛々華の妹?
あなた:え……?
松川:確かによく似てるなぁ
花巻:な!めっちゃ可愛い!
岩泉:あんまあなたを困らせんな
- グイグイ来る二人に引いていると
一先輩が肩を抱いてくれた
花巻:いいじゃねぇかよケチ
松川:でも何で妹ちゃんは青城受けないで兵庫なんかに行ったんだ?
あなた:え……と……
- 二人は何も知らないらしい
及川:俺のせいだよ
- 今まで黙っていた徹先輩が口を開いた
二人は驚いた顔をしていた
及川:あなたちゃん
あなた:………?
『 少し二人で話がしたい 』
- その言葉に迷っていると
一先輩に" 話聞いてやってくれ "と言われたので
あたしは徹先輩と一緒に合宿所を抜け出した__
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!