第10話

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2020/07/24 10:39










角名:それじゃあまた後でね




あなた:うん!また後で!









- 翌朝,りんくんと一緒に朝練に来た

りんくんはあたしを更衣室に送ってから

部室へと向かっていった











あなた:よし,頑張ろう…!









- 急いで着替えて体育館へ行くと

まだ誰も来ていなかった

あたしは他の部員が来ない内に

出来る限りの準備を行った










部員:おはよーッす……って……え!?




あなた:あ,おはようございます…!




部員:これここまで全部あなたがやったん!?









- 『 ありがとなぁ! 』と喜ぶ先輩達

マネが居なかったから相当負担だったのだろう

少しでも部員の負担を減らさないと____






























部員達:お疲れッした!









- 朝練が終わった

あたしはダウンする部員達にドリンクとタオルを渡し

片付けを始めた









角名:あなた,俺達も後でやるからそんなにやらなくていいよ









- ダウンしているりんくんが

あたしにそう言ってくれた











あなた:ありがとう!でも皆疲れてるだろうからあたし出来るところまで片付けるよ!









- そう言ってあたしは片付けを再開させた

疲れてる部員の負担はマネが消費しないと

そう思ってあたしは片付けを続けた









あなた:あ,ボトルとタオル貰います!









- ダウンが終わって部員も片付けに入る頃には

殆ど片付けは終わっていた

あたしはボトルとタオルを集めて

それ等を洗いに体育館を出た




































角名:あなた行こっか




あなた:うん!









- 着替え終えると更衣室の前には

りんくんだけじゃなくて

治くん,銀島くん,そして____侑くんがいた









角名:侑とあなたは同じクラスなんだっけ?




あなた:え……?




侑:そうやけど?しかも俺の前の席やねん




あなた:え……!









- 侑くん,あたしが前の席だって気付いてたの____?











侑:いつも前で丸山とうっさいねん




治:丸山とも同じクラスなんか




あなた:治くんも仁菜のこと知ってるんだね!











- 『 同じ中学やからな 』と治くんは微笑んだ

ていうかあたし達____そんなにうるさかったかな?









角名:それじゃあまた午後練でね




あなた:うん!ばいばい!










- 銀島くんは1組だったから最初に別れて

りんくんと治くんはそれぞれ違うクラスで2階だった

あたしと侑くんは教室の中に入った










女子:あ,宮くんだぁ!




女子:今日もかっこい〜!!









- 侑くんが教室に入るなり歓声が沸く

一方侑くんは相変わらず嫌そうな顔をしている









仁菜:あなたおはよ!




あなた:あ,仁菜おはよ!









- 席に向かうと仁菜が笑い掛けてくれた









仁菜:朝練お疲れ様ー!




あなた:ありがとう!疲れてるのは選手達だけどね( 笑 )




仁菜:え,でもマネージャーも重労働やろ?強豪校やし









- 仁菜の言う通り,かなりの重労働だった

強豪校というのもあってか

朝からすごくハードな練習だった

でも本当に大変なのは選手達だから

あたしが疲れたなんて言えない









あなた:あたしは大丈夫だよ!




仁菜:ほんまに〜?









- 『 無理したらあかんで? 』と心配してくれた

やっぱり仁菜は優しいな____









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