第88話

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2020/08/09 09:00




















侑 side












侑:今日はほんまにありがとうございます




凛々華:いーえ!買えてよかったね!




侑:おかげさまで










- 翌日,あなた達には先に戻るように言って

俺は凛々華とプレゼントを買いに来た












侑:あなた____喜んでくれるとええな




凛々華:……侑くんはあなたの何処を好きになったの?




侑:え?ん〜………












- どこを好きになったかなんて

挙げたらキリがない

そのくらいあなたの事が好きやった

でも____










侑:沢山あるけど,強いて言えば" 笑顔 "ですかね




凛々華:笑顔……?




侑:彼奴,無理してる時でもいっつも笑うんです。でも心から笑った笑顔はほんまに可愛くてキラキラしてて____






















『 ひまわりみたいな笑顔なんです。』






















侑:そんな笑顔を一番近くで見ていたいし,その笑顔を作る理由は俺でありたいんです




凛々華:………いいなぁ




侑:え?










- 凛々華は微笑みながらそう呟いた












凛々華:ちゃんと中身から愛してくれる人が居て




侑:………!




凛々華:………告白,頑張ってね!




侑:ありがとうございます……!




















- 俺はあなたに____もう一度告白をする。




















治:ツム




侑:……え,サム?











- カフェを出るとそこには

先に帰ったはずのサムと銀がおった













侑:何でこないなとこにおんねん




治:それはこっちの台詞や




侑:え?




凛々華:………?










- サムはやけに怒った顔をしとった

俺,サムになんかしたか____?









治:……あなたの事,好きなんや無かったん?




侑:え?




銀島:……隣におるの,凛々華よな?




凛々華:………!












- 凛々華は変装をしていたのに何故かバレていた

それに一緒に帰ったはずの角名とあなたがおらん

もしかして____




















凛々華:……一緒にいた所……あなたも見た……?




侑:ッ………!!!!



















- 一番見られてはいけない相手____















治:……あなた,二人を見てから倒れて角名とどっかに行きよった




侑:ッ!!!!!!




凛々華:!侑くん待って…!!
























- あなたに好き言うた俺が

凛々華と一緒にいる所を見たあなたが見たら

どうなるかなんて痛い程分かっとった































俺は初恋の相手を探しに全力で走った____。












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