無料ケータイ夢小説ならプリ小説 byGMO

第19話

17
それからはお嬢様と賢章様は一緒にいることが増えた
2人だけにさせるために執事はあまりお嬢様達のところには行かないことになってる
お嬢様と一緒に居られるのは賢章様が家に戻った時
僕は普段通りに仕事をこなしていった
蒼井翔太
蒼井翔太
旦那様、一通り終わりました
父
ありがとう。少し休憩したら私のところに来てくれ
蒼井翔太
蒼井翔太
かしこまりました
部屋に戻る途中、
そっとお庭の方を向くと2人が楽しそうに笑っていた
蒼井翔太
蒼井翔太
……お嬢様(ボソボソ)
僕は部屋に戻った
ーーー
「翔太見守り隊」
内田雄馬
内田雄馬
「翔太、昨日から元気ない」
木村良平
木村良平
「婚約者が決まってからずっと?」
内田雄馬
内田雄馬
「ずっと。旦那様が休憩入れてあげてるから」
下野紘
下野紘
「なるほどな。賢章様も賢章様で頑張ってるから」
内田雄馬
内田雄馬
「俺、聞こえたんだ」
木村良平
木村良平
「なにを?」
内田雄馬
内田雄馬
「翔太の悲しそうに泣く声」
下野紘
下野紘
「そういや賢章様が言ってたな。
夜はあまり来ない日が増えたってお嬢様が言ってたって」
木村良平
木村良平
「それだけ悔しいと早くお嬢様の恋を実らせないとね」
内田雄馬
内田雄馬
「誰との???」
木村良平
木村良平
「勿論、翔太とのだよ」
増田俊樹
増田俊樹
「翔太から連絡が来て、涙が零れるばかりだって話してた」
斉藤壮馬
斉藤壮馬
「それだけ寂しいんだよね」
木村良平
木村良平
「それで翔太が来れない日とかはどうしてるの?」
斉藤壮馬
斉藤壮馬
「僕が行ったり、忙しい時は雄馬が行ってるよ」
内田雄馬
内田雄馬
「お嬢様も最近寂しそうにしてる」
木村良平
木村良平
「本来、執事ならどんな時でも主の傍にいないといけないからね」
増田俊樹
増田俊樹
「翔太から電話来てる……。ちょっと電話してくる」
内田雄馬
内田雄馬
「行ってらっしゃい」
ーーー
増田俊樹
増田俊樹
もしもし
蒼井翔太
蒼井翔太
……まっすー
増田俊樹
増田俊樹
大丈夫ですか?
蒼井翔太
蒼井翔太
無理……。僕、お嬢様のことこんなにも好きだったなんて思うとバカみたい
増田俊樹
増田俊樹
……諦めないでください
蒼井翔太
蒼井翔太
え?
増田俊樹
増田俊樹
諦めたらいけません。あなたのこと好きならそのままずっと好きを貫けばいいんだから。賢章に取られたとか落ち込まないで
蒼井翔太
蒼井翔太
……まっすー
増田俊樹
増田俊樹
また、話を聞きますよ。それに翔太には俺の他に雄馬兄さんや壮馬兄さんもいますから
蒼井翔太
蒼井翔太
……ありがとう。電話切るね、旦那様に怒られそうだから
増田俊樹
増田俊樹
えぇ、失礼します
ーーー
斉藤壮馬
斉藤壮馬
「父さんには事情話した。母様には話さないでって伝えた」
下野紘
下野紘
「なぜ?」
斉藤壮馬
斉藤壮馬
「それ言ったら母様に怒鳴られるから」
木村良平
木村良平
「それは避けた方がいいね」
増田俊樹
増田俊樹
「戻りました」
下野紘
下野紘
「どうだった?」
増田俊樹
増田俊樹
「どうもこうも、ご自分を攻めてたので勇気を与える言葉をかけました」
斉藤壮馬
斉藤壮馬
「ありがとう俊樹」
増田俊樹
増田俊樹
「いいえ」
内田雄馬
内田雄馬
「後は、賢章くんから聞いた情報をもとに作戦を立てよう」
下野紘
下野紘
「そうっすね」
ーーー
小野賢章
小野賢章
じゃあね〜!!
あなた

バイバイ〜!!!

内田雄馬
内田雄馬
帰ったんだね
あなた

雄馬

内田雄馬
内田雄馬
翔太は旦那様のお手伝いしてるからごめんね。なんか俺が担当で
あなた

大丈夫だよ

部屋に戻りお嬢様はゴロンとした
内田雄馬
内田雄馬
夜はなるべく翔太に来てもらうようにするね
あなた

うん、もしも難しかったら雄馬でもお兄様でもいいからね

内田雄馬
内田雄馬
かしこまりました
部屋を出る
少し扉の近くに行く
あなた

また……翔太の歌……聞きたいな……

お嬢様、なるべく翔太に来てもらうようにお願いしてくるね
そう思い、翔太のところに向かった