第1話
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朝
あなたの部屋
コンコン
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反応なしか……完全に寝てるな
壮馬様が「起こしてきて」と言われて来てみれば…
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反応なし
ガチャ
部屋に入り扉を閉めた
バタン
お嬢様の寝てるベッドを覗く
穏やかそうにお嬢様は眠っていた
お嬢様の近くでゆっくりと肩を叩きながら言うと___
ゆっくりと目を開き始めた
もしかして眠くて頭が働いてない?
どれだけ記憶力が弱いんだお嬢様は……!!!
そのお嬢様のキラキラした笑顔に弱いんだよな〜
クローゼットの方に向かい扉を開ける
ガラッ
お庭でお散歩したいとお嬢様が昨日言ってたので
少し暖かい格好を……
レモン色のワンピースに白のカーディガンをチョイスしてお嬢様に渡した
お嬢様の笑顔にこんなにも弱いなんて…どうかしてる
一礼後、扉を閉めた
バタン
お嬢様とまともに話せてたかな?
不安だ……
着替え終わるまで待たないと
ガチャ
どこが言ってるんだがその口は
何本か絡んでる……。
全くどうしたらこうなるんだか
そしてお嬢様と僕はお嬢様の兄、壮馬様が待つ
ダイニングルームに向かった