ポツッポツッ ポツッポツッ
『あ、雨 、、、』
私の居場所も 、 帰る場所もない。
逃げたい 。助けて欲しい。 死にたい。
この3択 。
そんなとき 、 助けてくれたのはこの人 。
「大丈夫 、、、 ??」
白髪の若い男の人 。
『大丈夫です 、。』
私が小さい頃 、 親は離婚した 。
だから男の人は話せない。
逃げたい 、
「ねぇ 、 待って !!」
『や、辞めてください 。』
「うち 、 来ない 、 ??」
『え、いいんですか 。』
「いいよ 、 おいで 。 」
あまりにも嬉しくて涙が零れる 。
「散らかってるけど 、 ごめんね 。」
『いえ 、 大丈夫です 、』
「あ、これ。 タオル 。」
「濡れてるでしょ、」
「僕が幸せにしてあげるから、」
『え 、 ??』
幸せにしてあげる 、、、 ??
何言ってるんだこの人は 。
「あ、僕、相川真冬。」
「まふまふって名前で活動してるんだ、」
「知ってる?」
まふまふ 、??
どこかで聞いた事ある名前、
誰だっけわかんないや。
『知らないです 、 ごめんなさい。』
「後々知ると思うよ 。」
「これから 、 よろしくね ??」
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。