無料スマホ夢小説ならプリ小説 byGMO

394
2021/01/01

第11話

宮兄弟.
先輩マネージャーと一緒に初詣


--------------------


あなた「ふぁぁ…眠…」


今日は1月1日、元旦です


朝8時、私はおせちを食べ、こたつに入ってごろごろしていた


年越しのために夜遅くまで起きていたため、ものすごく眠い


そこにおかんがやって来て、こう言う


母「…あんた、初詣行ってきたら?」


あなた「初詣か…」


そういえば去年も行ってなかったな


それに、私も3年生


残りわずかな高校生活で何か良いことが起こるように、お願いしてこよっかな


あなた「せやな。行ってくるわ」


母「さよか!ほんなら、ちゃんと手ぇ合して神さんにお願いしてくるんやで。…あ、私は行かへんから」


あなた「えぇ…私1人で行くんか…」


母「まあ、知り合いの1人や2人くらいおるやろ。ほら、お金あげるから行って来ぃや」


あなた「お金くれるん!…ほな、行ってくるわ!」


母「はいはい、これお金ね。行ってらっしゃい」


あなた「行ってきまーす」


そんなこんなで私は家を出た





神社に着いた


結構いっぱい人おるなぁ


こんなとこにいつまでもおってもあれやし、はよお賽銭済まして帰ろ


そう思い、賽銭箱の方へ向かうと


侑「あ!あなたさんや!」


あなた「お、双子やんかぁ!」


治「こんなとこで会うなんて、びっくりや!…せや、あけましておめでとうございます」


治がそう言うと、私と侑も声を揃えて


「「おめでとうございます」」


と、新年の挨拶を済ませた


侑「せや、あなたさんはもうお賽銭終わりました?」


あなた「今からするとこやで」


侑「ほんなら、俺らと一緒にしません?なあサム!」


治「おん!一緒に行きましょ」


あなた「せやな。じゃあ行こか!」


そう言って、3人で賽銭箱の前に並ぶ


双子は目の前にある大きな鈴を見て


侑「…俺が鳴らす」


治「はあ?何言っとんねん。ここは俺やろ」


侑「なんやねん!俺の方が先に言ったやんか!」


治「うっさいわ!ツムが鳴らしても、神さんは喜ばへんで?」


喧嘩を始めた…


やばい、周りの人も注目し始めとる…


あなた「ちょお、2人とも…」


侑「俺が鳴らすんや!」


治「いいや、俺や!」


声をかけても喧嘩をやめへん双子に、いつもよりもワントーン下げた声で静かに言う


あなた「2人とも、やめよか」


「「…ハイ」」


ゾッとしたような顔をして、ビシッと敬礼した


あなた「こういうときは3人で鳴らせばええやん」


私がそう言うと双子は、その手があったか!と言いたげな顔をした


3人で縄を掴んで、ガランガランと鈴を鳴らす


二礼二拍手一礼。


双子を横目でちらっと見てみると、2人とも真剣な顔で手を合わせとった


それが何だか、かわいく見えてしまった


あなた「…さ、おみくじ引いて来ようかな。2人は?」


と聞いてみる


侑「俺も引きたい!行きましょ!」


食い気味に答える侑と


治「ほんなら、俺も引いてみよ」


どちらでも良さそうにする治


こういうところは似てへんなぁ


治の方が、ちょびっとだけ大人なんかなぁ…?


ま、さっきは2人して小学生みたいな喧嘩しとったけど





侑「ほな、せーので見るで…」


侑がさっき買ったおみくじ片手に声をかける


侑「いくで…せーのっ!」


そう言って、私たちはおみくじを開いた


あなた「あ、私中吉や」


と私が呟くと、それをかき消すように侑が大声で


侑「ああ!大吉やぁ!!」


と、叫んだ


侑「フッフ、今年の俺は一味違うようやなっ」


侑は自信満々にキメ顔をした


もう、突っ込まんでええか…


すると、侑はポーズをやめ、治のおみくじの結果を聞こうとする


侑「サムはどうだったん」


侑が聞いても、答えようとしない治


何隠しとんねん!と、侑はおみくじを奪ってすぐに吹き出す


侑「ぶっ、お前末吉やんか!」


ああ、そういうことか


だから見せようとしなかったんだ


治「うっさいねん。だいたい、おみくじなんか気にせんし」


侑「じゃあなんで引いたんや」


治「それは、ツムもあなたさんも引くって言うから」


あなた「え、じゃあそれって私のせい」


治「いや、あなたさんは悪くないです。悪いのはコイツなんで」


侑「なんでやねん!」


侑は勢いよくツッコミを入れる


あなた「…で、他にはなんて書いてあったん?」


侑「え、大吉とか以外にですか?」


あなた「それ以外に何があるんや。というか、そっちの方が大事やろ」


私がそう言うと、双子はもう一度おみくじを見る


治「願いは叶う…心正しくせよ…」


あなた「お、"願いは叶う"って!良かったやん!」


と、声をかけてみたが


治「"心正しく"って…なんや…」


眉間にシワを寄せ、難しい顔をしてしまった


一方、片割れは


侑「…強い影響を……ん?…なんて読むんやこれ…」


と、苦戦していた


あなた「…漢字くらい読めるようになっとかんと、将来大変やで」


貸してや、と言って、侑のおみくじを読んでみる


ああ、たしかに難しい


けど、この間読んだ本に出とった漢字やなぁ


あなた「えーっと、…強い影響をもたらす人が現れる、だってさ」


侑「ほお!あなたさんありがとうな!」


あなた「全然。…その、"強い影響をもたらす人"って、誰やろなぁ。いつどこで現れるんか、私も楽しみやわ」


治「ツムに影響をもたらやつなんて、相当おもろいバケモンみたいなやつなんやろなぁ」


侑「…それ、褒めとんのか、それとも貶しとんのか…」


治「さあな、自分なりの解釈でええんとちゃう??」


侑「はあ?!ウザイわぁ」


治「はんっ、なんとでも言えや」


あなた「どんだけ喧嘩すんねん…。ほら、そろそろ帰るでー」


そう声をかければ、すぐに歩き始めたが


侑「サムは、"心正しく"せんとなぁ??」


治「あァ?お前の何倍も正しくして過ごしとるわ」


双子は喧嘩をやめない


延々と悪口を言い合う2人に呆れてため息をついた


けど、


あなた「ふっ、よく飽きずにできるなぁ」


いつも通りの光景に、少しだけ頬が緩んだ


高校最後の初詣、結構楽しかったなぁ


__こうして、騒がしい双子との初詣は幕を閉じた





--------------------


あけましておめでとうございます!🌅


今回は、リクエストをいただいた宮兄弟と一緒に初詣に行っていただきました!


おみくじで出た、侑に強い影響をもたらす人、誰のことかわかりましたかね?


一応本誌と繋げたつもりですので、良かったら予想してコメントしていってください😌


では、今年もよろしくお願いします!!