俺はいつからこんな人になってしまったのだろう___
多分、あなたがいなくなってしまった時の頃から…だと思う…
でも、なんでこんな場所で迷っているか自分でも分からないんだ___
俺の友達は言う。
«自分の道にたくさん選択肢があるのは皆同じ。だけど、行き止りがある道が多いか少ないかは自分の問題にある。»と__
でも、俺は正しく今
その行き止りの道だけをただひたすら選んで歩いているんだと思う___
なんで行き止りだけの道を選ぶかって?
それは
多分、今の自分がただ弱いだけ___
だから新しい道にはいけないんだ
多分、君がいないから進めないってのもあるんだろうけど___
今はただ行き止りしかない場所に行くしかないのだから___
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。