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第84話

湊の気持ち*






〜〜〜〜〜〜〜〜〜湊side〜〜〜〜〜〜〜〜〜












時は遡り、修学旅行初日の夜。













夕食を済ませて、芽衣と舞は先に部屋へ戻った。








光『なぁ、湊!まいまいと夜、浜辺に行ってくるから
先生にバレそうになったらフォロー頼む!』





湊「はいはい。適当にやっとく。」





光『サンキュー!』









光が舞とこのあと出掛けるとなると、、




芽衣は1人になるのか…











夏休みに兄貴が芽衣に勉強を教えていた時、



兄貴に照れてる芽衣を見て、全く面白くなかった。







あいつのそういう顔を見るのは俺だけで良い。








自分の中にそういう感情があることに驚いた。







今までそんな独占欲、持ったことなかったのに









光『じゃあちょっと行ってくるわ!』



湊「んー。」








光が舞との待ち合わせ場所へ行った。







俺もそろそろ部屋に戻るかな。







と、席を立ち上がった瞬間ーーーーーーー








『み、湊くん!』







誰かに話しかけられた。





この人、誰だっけな。





去年同じクラスだった…







湊「…………えっと、てら、寺、寺山…?」









綾『あ、うん!寺山綾!』









あー、そんな名前だったっけ…


そんな話したことないけど










湊『どした?』




綾『ちょ、ちょっと今良い?』




湊『え?あぁ、うん…』








話ならここで聞くのに…







寺山に連れられ、夕食会場のレストランを出て、



人がいない場所へ移動した。










綾『……湊くん、』




湊「ん?」




綾『あの、、あの、、』






寺山が何かを言おうとした






その時、






1人でふらふらしてる芽衣が






俺の目に飛び込んできた。






あいつ何やってんだ??






と思ったら女子3人組と合流した…






同じ部屋の友達か。









綾『……湊くん?』




湊「え!?あ、ごめん!何??」




綾『……やっぱり、湊君って…』




湊「…………?」




綾『…………それでもいいの。』




湊「何が??」




綾『私、湊くんが好き。』








これは、、、





告白、だよな…







湊「…………寺山、」







俺が話そうとした瞬間、



後ろから話し声が聞こえた。






この声は、、、






湊「…………何してんだよ、お前ら。」






後ろにいたのは、同じクラスの奴らだった。






潤『げっ!バレた!!!』




湊「バレた、じゃねーだろ。」




潤『逃げるぞー!!』






バタバタ、と退散して行った。





湊「…………なんか、ごめんな」




綾『ううん!ちょっとビックリしたけど…』




湊「…………寺山、、」




綾『……………………うん、』




湊「…ごめん、寺山とは付き合えない。」




綾『………………うん。』




湊「……ごめんな。」











そのあと、寺山に1人になりたいと言われ、


俺だけその場を離れて部屋に戻ることに。







告白するのって勇気いるんだろうな。






俺は今まで1度も自分から告白をしたことがない。





未だに芽衣に自分の気持ちを伝えられない自分を




みると、俺は情けない奴なのかもしれない。





だけど、





やっぱりあいつの隣にいるのは、俺が良いんだ。





笑顔も、照れてる顔も、泣き顔も、怒ってる顔も、






どれだけ芽衣が可愛いのか







全部、俺だけが知っていたい。










やっぱり、







この修学旅行で、芽衣に気持ちを伝えよう。









あいつ、今何してんだろう、、








女3人組と居たけど








さすがに今日はもう会えないか。










ーーーーチーン、(エレベーター)










自分の階の6階につくと、




何やら騒がしい様子。






ん?







女子がいる??








『やべー!山田(先生)が来るぞ!逃げろ!!』







あぁ、そういうことか。






男の部屋に来た女子が




先生にバレそうになってるのか。








どうしよう、どうしよう、と右往左往している



バタバタしてるみんなを横目に、



自分の部屋へ向かった。








と、その時








俺の目に飛び込んできたのは、








裕太『早く入れって!』







そう言われて腕を引っ張られ、






体制を崩して裕太の胸に飛び込んだ、






芽衣だった。








芽衣『……ごめん!!』













ーーーーーーーぐいっ










芽衣『わわわ!!』










俺は、無意識のうちに芽衣の腕を引っ張り、





裕太から離した。









湊「………………何してんだよ、」










芽衣『え!?…湊!?』













なんで芽衣が裕太の部屋にいるんだよ







そう聞こうとしたその時、




廊下がさらにうるさくなった。




このままじゃ、芽衣が先生に見つかってしまう。






聞く前に、1度芽衣を隠すか。






そう思い、







湊「…………早く入れ。」







俺は、芽衣を自分の部屋へ入れた。