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第53話

逃げんな





私「………………は、ハル君!喉渇かない?
お茶持ってくるよ!」







ずっと、




ずっと待ち望んでた。









ーーーーーパシッ







遥斗『…………逃げんな。』







そう言ってハル君は私の手を掴んだ。














遥斗『 芽衣が好きだ。 』














ハル君からそう言われるのを、




ずっと待ってた。




夢だった。








なのに、






なんで








素直に喜べないんだろう。










私「…………ハル君、、」









遥斗『…………やっぱり気付くの、遅かったかな。』








私「……え?」








遥斗『……俺は芽衣が好きだ。』








!!!!!!





思わぬ2回目の告白に、





ただただ驚いた。








私「……わ、私、、、」








私も好きだよ。







って、






なんで言えないんだろう。









遥斗『……ごめんな、困らせて。』






私「……え?いや、、」






遥斗『芽衣は俺の中でいつのまにか、側に居て当たり前の存在になってたんだ。』








側に居て当たり前。



うん、そう思われてたのは間違いない。




だって小さい頃からずっと隣にいたんだもん。









遥斗『ズルいかもしれないし、最低かもしれないけど
ようやく気付いたんだ。』






私「…………ハル君、、」








遥斗『芽衣の隣にいるのは俺が良いって。』








私「……………」








遥斗『…………て、もう遅いか…』








私「…………遅い?」







遥斗『……いや、、、今日はもう帰るわ。』







私「え、、帰るの?」







遥斗『………芽衣に気持ち伝えたかっただけだから』







私「…………」







遥斗『前に、芽衣言ってたよな。』







私「……何を?」







遥斗『この関係を変えたいって』







私「…………うん。」









遥斗『俺が変えちゃったかな。』










戸締まりちゃんとしろよ、

と言ってハル君は帰ってしまった。











ハル君が、私を好き。








ハル君が……







ずっと、ずっと、夢見てた。







ハル君の彼女になることを。






ハル君の彼女として隣を歩くことを。









これ以上ない幸せなことなのに








どうして?









どうして、
















今、湊の顔が浮かぶんだろう。