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第28話

ココア


ーーーーーーウィーン(自動ドア)







コンシェルジュ『お帰りなさいませ、成瀬様』






ひぇぇぇぇえええ。


コンシェルジュさんがいるよ、、、







成瀬君は慣れた様子で挨拶を交わし、


エレベーターに乗る。






ーーピッ






私「え!?35階!?成瀬君の家って35階なの!?」




湊『………うるさい。いちいち騒ぐな。』








ーーーーーーガーッ(エレベーターが開く音)







35階のエレベーターホールは


まるで高級ホテルのような空間で、
(行ったことないけど)


自分のいる世界(庶民)とはまるで別世界だ。





あまりにも別世界すぎてキョロキョロしてしまう。






湊『…芽衣、何やってんの。こっち。』




私「あ、ごめんごめん…!」






*351*
" Naruse "





ーーーガチャッ





湊『……ん。』





成瀬君がドアを開けて招いてくれている。





私「……お、お邪魔しま〜す、、」






ーーーーーーバタン、






ここが、、成瀬君の家。。






て、、、





私「随分殺風景なんだね!」



湊『そう?』



私「家具少なくない!?」





いかにも必要最低限!という感じだ。






湊『別に必要ないし。』







ーーーーーーパサッ



成瀬君が私の頭にタオルをかけてきた。







湊『とりあえず、シャワー浴びてきなよ』








シャ、



シャ、、



シャワー!?!?!?





私「ちょ、成瀬君、何言って、、」




湊『え?だってそのままじゃ風邪引くよ。』






あ、そういうことか、、、



ひとり身構えてバカみたいじゃないか!





私「じゃ、じゃあ、、お借りしまーす」



湊『あ、これ着て良いから。』





そう言って成瀬君は(恐らく)自分の洋服を
貸してくれた。




私「……ありがとう」







ーーーーーーバタン、




洗面所も綺麗に片付いてるなぁ。


そんなことを思いながら


成瀬君から借りたパーカーを脱ぐと、、





私「……え。透けてる!?」





Tシャツが雨に濡れて、下着が透けていたのだ




だから成瀬君、パーカーを、、








ーーーーーー







私「…お先にシャワー頂きましたぁ〜」




シャワーを浴び、成瀬君がいるリビングに戻ると、





湊『…!!……あぁ。』





私を見るなり少しだけ驚いた顔をしていた。



も、もしかしてスッピンだから!?






湊『これ、飲めよ』





ココア、、




私「ココア作れるんだ?笑」



湊『ひとり暮らしなめんなよ。笑』



私「いや、ココアで威張られても…笑」



湊『……じゃあ、俺が飲む。』



私「うそうそ!!ありがとう!」





不器用だし、まだ無愛想なところはあるけど、

成瀬君は本当に優しい人。

そしてド天然な割に、空気が読める人。






湊『…てかとりあえず、親に連絡しておけば?』



私「あ、大丈夫。さっきシャワー浴びる前に
連絡しといたから」



湊『…………そ。じゃあ、もう少しゆっくりして行っていいよ。』





そう言って成瀬君はテレビをつけてから
シャワーを浴びに行った。




男の人の家なんて、ハル君以外初めてだから
ちょっとだけ緊張しちゃうなぁ〜。



それにしても成瀬君、


本当にこんな広い家にひとりで住んでるの…?