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第97話

はじめての







湊に連れてこられたのは、、







私「湊、ここ屋上…」




湊『平気。』







ーーーーーーーーガチャ、







立ち入り禁止のはずの屋上。





とはいえ、





結構みんな自由に出入りしている屋上。







本当にうちの高校はこういうところが緩い、、











私「わー、、良い風〜!!」







この高校に通い始めて3年目だけど、



屋上に来るのは初めて。








私「そうだ、湊すごかったね!!3人抜き!」



湊『別に、』



私「なんか去年思い出しちゃったー!」



湊『…………思い出さなくていいから。』



私「あははっ(笑)」








湊が速いことは知ってたけど、


ほんとビックリさせられたなぁ、、







でも、、








私「また騒がれるのかなぁ……」




湊『…………??』








去年も体育祭のあとは、湊の人気が上がって



机の周りには女子が溜まってた。







私「また女子に騒がれるんだろうなって…」




湊『あー、、』





私「あーって、、」





湊『……………嫌なの?』





私「……え?いや、、えーっと、、」





湊『……………ん?』





私「……良い気は、、しない、、よね…」





湊『……聞こえなーい』





私「……………意地悪。」








そりゃ他の女の人に囲まれてる湊を見るなんて



嫌に決まってるじゃん…!!









湊『そ、俺は意地悪なの。』




私「ばか、あほ、まぬけ。」




湊『そーそー、バカでアホでマヌケなの。』




私「もぉっ!!」








ーーーーーーーーパシッ








湊を軽く叩こうとした手を、止められた。








湊『……………それに、無愛想だし。』




私「え??」




湊『………言葉足らずだし。』




私「……………湊?」




湊『つまらないことで意地張ったりするし。』








急にどうしたんだろう、、








私「どうしたの??湊?」




湊『心も狭いんだよ、俺は。』




私「何の話??」




湊『……………うるせ。』




私「……??変なの、、」












湊『…………賭けなんてしてんじゃねーよ』












私「え?賭け??」




湊『負けた方が勝った方の言う事を何でも聞くって
言われたらどうすんだよ?』




私「そ、それは…断るよ!」




湊『……………断ってねーじゃん』




私「え?あ、このコーラ?これは翼君に最初から
負けた方がジュース奢るって提案されたから…」




湊『……………はぁ、、ばか芽衣。』




私「え?なんで??笑」




湊『去年俺と賭けしたの、覚えてんの?』




私「お、覚えてるよ!」




湊『その時、負けた方が勝った方の言う事聞くって
賭けだったろ。』




私「……………うん…」




湊『ほら、断ってねーじゃん。』




私「でもあれは湊だから……」




湊『何でもかんでも賭けに乗るな、ばか芽衣』




私「ジュ、ジュースぐらい賭けしたって良いじゃん」



湊『今回はジュースだっただけだろ』




私「言う事聞くって賭けなら乗らないもん!」




湊『…………ふーん?』




私「それにもし負けたとしても、無理なお願いなら
断れるし!」




湊『…………どうだか。』




私「ちゃんと断れるもん!」




湊『じゃあさ、、』








急に湊が私の腕を掴み、壁に押し付けた。








私「ちょっと湊、何すんの…!!?」




湊『この状況からどうやって断るの?』





私「な、、それは…」







湊の手を振りほどこうにも、



男の湊の力に適うはずもない。










湊『…………………………、』








ーーーーーーぎゅ、









私「……………湊?」







急に抱きしめられ、困惑する私。








湊『……………かっこわりー、俺。』





私「………どうしたの?なんか変だよ…?」





湊『面白くなかったんだよ。』





私「……………?」





湊『最近俺とはまともに話もしなかったのに』








あ、、、



それは私が一方的に意識しちゃって…







湊『なのに翼とは仲良く喋ってるし』




私「あ、、それは……」




湊『ちょっと不安になった。』




私「……………不安?」




湊『もしかして、芽衣は翼が好きなのかって』




私「そんなわけないじゃん!!」




湊『……………あー、かっこわりー、俺。』




私「かっこ悪くないよ…」




湊『……………』




私「湊は、、、いつでもかっこいいよ。」




湊『……………芽衣、ごめんな。痛かったろ』




私「ううん、痛くなかったよ」







湊は私を壁に押し付けた時も、



怒ってたはずなのに、



優しかった。





効果音でいうと、ドン!ではなく、トン、って感じ








湊『あーーーーだっせーー、俺。笑』




私「……………」




湊『かっこ悪すぎ、、笑』








こんなに大好きな人が、



同じように私を想ってくれる。








湊『…………教室戻るか。』










この先もずっと、








湊『……………芽衣?』









私はこの人の隣にいたい。









私「ねぇ、湊?」




湊『ん?』




私「去年の賭け、私勝ったよね。」




湊『え、いきなり何?笑』




私「まだ私の願い事、聞いてもらってなかったなー
って思って。」




湊『ここでそれ思い出すのかよ。笑』




私「さっき思い出しちゃった!笑」




湊『…ったく。1つだけだからな。』




私「2つあるんだけど。」




湊『ほんとお前は欲張りだなー。笑』








湊、




大好き。








湊『で、何?アイス?ジュース?』










ーーーーーーーーぎゅ、












湊『……………芽衣?』







私は初めて自分から湊に抱きついた。







私「これが1つ目のお願い。」







湊に抱きしめられたい、





それが私の1つ目のお願い。








湊『……そんなのに1つ目使っちゃうのかよ。笑』








ーーーーーーーーぎゅ、








湊が強く抱きしめ返してくれる。






すごく、安心する。










湊『……………2つ目は?』














私「……………湊と、、」










ずっと一緒にいたい。





私にはもう、湊がいない世界は考えられない。





湊の声も手も温もりも、すべて私だけのものにしたい




私ってこんなに欲張りな人間だったんだなぁ。











私「湊とずっと一緒に、、、!!」













それはあまりに突然だった












ーーーーーーーーーーキス、












湊の唇の温もり。




これが私の、




初めての、キス。










そっと湊の唇が離れていく。















湊『悪い、我慢できなかった』




私「……………う、ううん…」




湊『芽衣、、、』




私「な、なに…?」




湊『……………ぷっ(笑)あははっ!!笑』




私「な、なんで笑うのよー!!」




湊『顔真っ赤!笑』




私「だってこれは!!」




湊『あーーもうダメだ!!』




私「な、何が!?」




湊『もう我慢すんの、やめた!』




私「……………え?」









湊の顔がまた近付いてくる、、





ち、近い!!










私「み、湊!!そろそろ戻ろうよ!!」









これ以上は窒息する…










湊『……………おい…』






私「ほ、ほら!!行こ!!」









なんとか、、逃げ切った、、





まだ心臓がバクバクいってる…






こんなの、、心臓がもたないよ…!!












湊『あ、芽衣!』






私「何?」









湊に呼ばれ、後ろを振り向くと、、














ーーーーーーーーチュ、















私「な!!!!!」






湊『……………ばーか。笑』







私「な!!!何して…!!!!!!」








湊『……………ほら、早くしろよー、置いてくぞー』








私「湊のバカー!!」














当分、湊には適いそうもありません。











私「あ、、そうだ!」





湊『ん?』





私「2つ目のお願いはまだ残ってるからね♡」





湊『ほんとお前は欲張りだなー。笑』








体育祭編Fin.