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第59話

SOS




迷子になんて、なるはずない。





そう思ってたのに、、








私「……うちらのパラソルって、どこだっけ…」







トイレが少し離れた場所にあったから、

パラソルの位置が分からなくなってしまった。




ていうか、、、




人多すぎてこんなんじゃ探し出せないよ!!







おかしいなぁ、、





海から近い所のパラソルだと思ったんだけどなぁ…






スマホ持ってくれば良かった…(泣)






どうしよ、、、






これは本格的に、、、迷子?











『どうしたのー?』








私「……え、?」







いきなりチャラい感じの人が話しかけてきた。







男『おねーさん、困ってんのー?』




私「……困ってないです。」




男『助けてあげよっか?』




私「……困ってないんで、大丈夫です!」









なにこの人、、、



これが俗に言う、、、ナンパ!?









男『迷子なんでしょー?』




私「…………」




男『暇つぶしに俺と話そうよ〜』




私「…………」




男『誰と来たのー?』




私「…………」









シカトするのが1番だよね、、



と思い、


全て無視して早歩きで歩いているにも関わらず、

まとわりついてくる男。








男『その水着かわいーねー』




私「…………」






無視、無視。








男『特にこのフリルとか、可愛いよね〜』








そう言ってその男は、胸元のフリルをヒラっと触った








私「……!!!ちょ、ちょっと!どこ触ってんの!」






男『……フリルだけど?…あれ、もしかして違うとこ
触って欲しかった?笑』






私「い、いい加減にして下さい!!」





男『まぁまぁ、そんな堅いこと言わないでさ〜!
俺と一緒に遊ぼうよ、楽しいこと教えてあげる。』









そう言ってその男が私の腰に手を回して、


グッと引き寄せた










私「ちょっと、ほんとにやめて!触らないで!」







男『ちょっとだけだからさ!ほら、行こ!』








私「や、ちょっと、、離して…!」










気持ち悪い、、、







逃げたいのに、男の人の力に適うはずもなく。





叫びたいのに、声も出ず。









どうしよう、










誰か、助けて
















男『誰も助けになんてこないよ?笑』





私「……!!!」












終わった、、





きっと私、





ヤラれちゃうんだ










舞も、光っちも、、、そして湊も、




この人混みの中、




私を見つけるなんて出来ない。




不可能だ。








助けになんて、来れない。











男『諦めて楽しいことしようよ?この人混みの中、
あんたを見つけるなんて……』





















湊『…………見つけちゃうんだよなー、俺は。』














ーーーーぐいっ











湊『………………行くぞ。』









起きていることに頭がついていかない。

そして驚きのあまり、声も出ない。










男『ちょっと待てよ!』








湊『………………』








湊が足を止める。




なんで止まるのよ、、早く逃げようよ!!

と、私は心の中で叫んだ。









男『その子と話したいことがあるんだよね〜俺。』





私「は、!?」










話したいなんて、


そんなの嘘に決まってるじゃん!!















湊『…………俺もこいつと話したいことがあるんで、
邪魔しないでもらえます?』









男『…………チッ』










湊のおかげでその男はどこかへ消えた。







ありがとう、







本当にありがとう、湊。









だけど、











こんなに怒ってる湊は、初めて見たよ、、