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第65話

素敵な男性
あぁ、緊張する……






コンビニに寄って

ジュースとお菓子でも買っていこう…








男『あ!!すみません…財布忘れてしまいました…』



店員『……では、一度返却で宜しいですか?』



男『はい、すみません。返却でお願いします』






私の前にお会計をした男性が、

どうやら財布を忘れたらしい。



本当にこういう人いるんだなぁ。







店員『ありがとうございましたーー』






自分の買い物を済ませ、コンビニを出ようとしたら、






あれ?





さっきの男性が持っていたスマホが

レジの前の台に置かれていた。






店員さんも品出しの時間で忙しいようで、


気づいていない。





どうしよう、





まだ追いつくかも……!!







私は咄嗟にそのスマホを掴み、



男性を追いかけた。






えっと、、






どっちに行ったかな……






キョロキョロしていると、、






いた!!








私「すみませーーーーーーん!!!!!」




男『…………?』






男性が振り向く。





わ、綺麗な顔してる人だなぁ。






さっきは後ろ姿しか見てなかったから気付かなかった







男『…………あの、、?』





私「あ!すみません、これ、、」






スマホを差し出すと、






男『あ!!俺のだ!!え、忘れてました!?』




私「……あ、はい。レジの所に…」




男『うわーー気付かなかったーー!!お手数おかけしてすみません、ありがとうございます!!』




私「いえ。良かったです。笑」




男『財布も忘れるしスマホも忘れるし…恥ずかしいですね。笑』







わぁ、、、、




綺麗な顔立ちな人だなぁと思ったけど、



笑った顔は、すごく可愛い。




それに明らかに私の方が年下なのに、


言葉遣いもすごく丁寧で…




素敵な男性だなぁ。






でも、なんか誰かに似てるような…









私「……お財布は家に忘れたんですか?」






男『いや、多分弟のとこに忘れてきちゃって…』






私「…………弟さん、ですか」






男『さっきまで一緒に居たんですけどね、突然荷物まとめて早く帰れって言われちゃって…笑』






私「一緒に暮らしてないんですか?」







男『……今は訳あって離れて暮らしてて…』







私「…………そうなんですか、、」







男『弟は俺と違ってしっかりしてるけど、やっぱり兄としては心配で、ちょくちょく様子見に来てるんです。まぁ弟は1人でも大丈夫みたいなんですけどね。笑』






私「仲良いんですね…!」






男『そうですねー、無愛想だけど、可愛い弟です。
……て(笑)、なんか初対面でこんなこと言うなんて、
俺キモいですよね!すみません…笑』







私「いやいや、そんなことないですよ!笑」







男『ちょうど同じぐらいの年齢じゃないかな?』






私「……私と、ですか?」







男『うん、高校生だよね?……あ、違ったらすみません!笑』







私「いえ、私も高校生です、、高校2年生です。」






男『あ、じゃあ一緒だ!弟も高2なんです。』










まさか、ね。










私「わ、私、すぐそこの高校に通ってて、」





男『え、ほんと!?弟もそこの高校に通ってるよ!
へぇ〜すごい偶然ですね!こんなこともあるんだ!』












私「あの、もしかして弟さんって、、」







男『え?あ、電話だ…ちょっとすみません、』









そう言って電話に出るその男性。








男『あぁ、そうそう、忘れちゃったみたいで』







顔だけじゃない







男『うん、うん、あー、今戻ってるとこだから』








なんとなく、







男『え?なんで戻っちゃダメなんだよ?』










声も、似てるような









男『いや、ダメって言われても、、もうマンション
着いちゃったし…』








まさか、








男『……え?……あ!何、届けに来てくれたの?』












私はこの時、人生で1番驚いた気がする。

















男『おーーーーーい!!!!!』










こんな偶然って












湊「……ったく、財布忘れんなよ!」










男『ごめんごめん、湊!』










こんな偶然って、あるんだ













湊「…………芽衣!?」










その男性の後ろに隠れていた私を見て、



湊は目を真ん丸にして驚いた










湊「え、なんで芽衣と兄貴が一緒にいんの?」








私が困惑しているように、湊も困惑している。









男『ん?あぁ、さっきコンビニでスマホ忘れたのを
この子が届けてくれてさ〜!…………て、え!?知り合い!?』









湊『…………スマホまで忘れたのかよ…』