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第52話

ハル君の気持ち




その日の夜、






ハル君が私の部屋に来た。








遥斗『遅くなって悪かったな…』




私「ううん!全然…」





なんだか緊張する…






遥斗『おー、これ懐かしいな!』



私「え?あぁ、ハル君から貰ったキーホルダー…」





まだ小さかった頃、一緒に水族館に行って、

ハル君が私に買ってくれたキーホルダー。



ハル君から初めて貰ったプレゼントだから、



大事に机に置いてある。






遥斗『最近芽衣の家に来ても、リビングで喋るぐらいだったもんなー』



私「そうだね…私はハル君の部屋に行くけど‥笑」



遥斗『デリカシーのかけらも無いよな。笑』







そんな他愛もない会話をしていた。








ーーーーーーコン、コン、








母『芽衣ー、ハル君ー、ちょっと温泉行ってくるから戸締まりよろしくね!』




私「あ、分かったー!」




遥斗『行ってらっしゃい!』




母『じゃあ、いってきまーす』








お母さんもお父さんも出かけてしまった



家には、私とハル君だけ。





こんな状況だって珍しくないのに、





なんだかドキドキが止まらないんだ。











遥斗『……おじさんもおばさんも、俺のこと信用しすぎだよな。笑』






私「え?あぁ、、まぁハル君だしね…笑」






遥斗『俺だって一応男なんだけど』






私「!!まぁ、そうだけど…」







突然、ハル君がそんなことを言うからビックリした



今までハル君からは、妹のようにしか思われてなかったから。










遥斗『俺、ほんと最低だよな。』





私「…………何が?」





遥斗『無意識に友香のこと、傷付けてた。』





私「そんなこと、ないと思うけど…」







ハル君は友香先輩を大事にしてた。


それは間違いないもん。








遥斗『友香に言われて、答えられなかったんだよ』





私「………答えられなかったって、何を??」






遥斗『二択の問題。』






私「二択?」






遥斗『ずっと側にあったものと、突然出てきたものだと、どっちが大切かって。』







私「……何それ。笑」







遥斗『おかしいだろ(笑)、でもな、ずっと側にあったものが離れていきそうになったら、今まであった世界が、なんか物足りなくなるんだよ。』






私「…………」







遥斗『なんとも思ってなかったはずなのにな…』






私「………………ハル君、」








遥斗『友香に言われて、初めて気付いたんだよ』














ハル君が何を言いたいのか、





なんとなく分かってしまった。

















遥斗『芽衣が、特別な存在だって。』